再撮影と画像整理

画集を作る準備。

昨日済ませた撮影でしたが、じっくり見ると露光が強すぎる感が。

そこでもう一度取り直し。

今度はガレージの陰。

比べてみると、家の中だと床や壁の木の茶色の光線が強くて色味が違っているのがよくわかります。

ガレージだと日光のフラットな色味をコンクリートの灰色が邪魔しません。

撮影に気を使ってみると、だんだん光線の色味にも敏感になって面白い。
(写生によっても光線の感じ方も違ってきた気がします。)


午前中の光のうちに撮り終えて、次は画像ファイルの整理。

改めて見返すと、季節によっていろいろと傾向があるのがわかります。

例えば、冬は当然?雪景色として、

あんまり寒いので、今度は家の中に入って花器や食べ物なんかが多くなり、

殺風景な冬景色では生き物探しが日課になり、

待ちに待った春はもちろん花。花。花。

初夏は新緑に萌える山に惹きつけられ、

夏も盛りとなると暑さに辟易、マムシにも咬まれて迷走。いっかい休み。

それでもお盆の頃には調子も戻り、彼岸参り。

やがて迎えるのは稲の季節。

日常は夏草の猛威と苦闘、真夏の植物の力強さに絵も引っ張られ、

農村の最大イベント、稲刈りに人の姿を見る。

季節ごとに目に入るもの、注目が向くものが違って、そのそれぞれを描くのに画風も変化していきました。

里山の一年を眺める作業、今後も続けたいと思いますが、はじめの一年としてはたくさん見れて、たくさん吸収した気がします。


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