Statement of enikki1003
ある米寿を迎えた農村嫗(おうな)Fの暮らしに視点を合わせ、そこから見える風景を写生しています。
日常に垣間見る小さな花鳥風月、時節ごとに訪れるハレなどを絵日記ふうに油彩スケッチ。
乾燥がてらキャンバスは、花や掛け軸を掛け替えるような感覚で、Fの生活周辺に設置しています。
住まいは昭和43年築の日本家屋、当時の周辺農村で標準的な庭に、ちょっぴり珍しい池があったり。京都の北西、丹波地方の最奥部の農村です。
認知症のFのケアのため、住まい周辺を昔の元気なころに近づけたい思い