Discordサーバー運営におけるユーザ獲得のためのUX設計の話
1. DiscordとUXの関係
まず最初に、UXという言葉をご存知でしょうか?
UI(User Interface)という言葉なら知っている方もいるかもしれません。UIはユーザが操作する機構のことで、例えば画面内のボタンのレイアウトなどを示す用語です。
対してUX とは、User Experience(ユーザ体験)の略で、製品やサービスの利用を通してユーザが得られる体験、を意味しています。
具体的な「体験」の例を出すと、「楽しい」や「便利」や「交友関係が増える」や「情報を得られる」などがあります。
「Discordサーバー運営」と「UX」が結びつかない方もいるかもしれませんが、個々のDiscordサーバーもユーザに対して何かしらの価値提供を行っているため、一種のWebサービスであり、UXの考え方が適用できます。
2. ユーザ獲得のためのUXの重要性
「ユーザの体験を設計する」と言うとなかなか不思議というか傲慢な印象を受けるかもしれませんが、「使いやすくする」とか「情報を探しやすくする」と言い換えると分かりやすいのではないでしょうか。
そしてUXを向上させるメリットを挙げると、
1. ユーザの離脱率が減る
2. 口コミが広がりやすい
3. 宣伝が自然と魅力的になる
など。結果、ユーザを増やすことができるということですね。
3. UX向上のための施策
では実際に何をすれば良いのか?という話になりますが、正解はないので参考程度にお読みください。
1. 長文を読ませない
多くのユーザは長い文章を読ませられるとゲンナリします。Discordを使うためにそんな労力は割きたくありません。
利用規約やお知らせが長文になりやすい例ですが、例えば要点だけ提示して「詳細は別チャンネルをお読みください」とすると、ユーザの負担を軽減できます。
また、「文章の前に1行タイトルを付ける」や「1文は3行以内に収める」もオススメです。一気に読んで一気に理解する、というのはかなり疲れるので、短文を読ませていくことで、負担がかなり軽減されます。
2. チャンネル構成をシンプルにする
気が向いたら続きを書きます。