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お昼の「接待」「打合せ」「商談」「顔合わせ」の実績が多数の鹿児島のお店です!→接待されたVIPのお客様に驚いた私。

鹿児島の一流企業のお客様からお昼の予約が入りました。

「大事なご来店ですか?」と私が聞くと、
「東京から大事なお客様が来ます」と仰った。

ご予算に応じて、今できる当店の最高のプランを考えます。

※当日は人手不足で迷惑を掛けてはいけないので、
その後の他のお客様のご来店を控える覚悟でご予約承ります。


最高の事前準備を行います。

プランは以下の通り:
・和牛オリンピックで日本一を獲得した鹿児島黒牛の炙り

豚肉高騰品薄、もともと入手困難なかごしま黒豚は
お盆前後でさらに手に入らない。もっとも希少部位なヒレ。

・かごしま黒豚のヒレかつ

※当店の黒豚とんかつは一度も冷凍されていない黒豚を使用しています。
ご予約のために保管しておりました。

・かごしま黒豚のロースかつ
これらを高級天ぷら屋さんのように、少しずつ揚げたてで提供する。

羽釜で炊き立ての鹿児島産の美味しいご飯、
田舎味噌の「赤」を使った味噌汁、
その他、鹿児島の名産を取り入れたコース。

※サプライズのデザートもご用意しております。

これらを提供する際には、料理説明が重要です。お客様の想像を掻き立て、鹿児島の食材を楽しんで頂くために必要です。

いざ、ご来店されると初顔合わせのような形で、
名刺交換が行われました。

※東京は銀座のBARで店長などを経験していた私は、
聞き耳を立てず、書類に目を向けないように配慮します。

自己紹介などのお話や商談が行われているようで、
私の料理説明はあまり聞いてもらえないと判断しました。

と申しますか

料理説明は不要と私は判断し最低限の説明のみ行いました。

お話や商談は盛り上がり、
サプライズのデザートも成功しました。


ただ、「美味しい」の声は聞こえませんでした。

ここで私が思ったこと「打合せや商談はうまくいったようですが、
鹿児島の食材を楽しんでいただけたのか?」

そう思うことはお店側のエゴであることは承知しています。


会計後・・・

「すごく美味しかったです。あの料理はこうこうで、この食べ方だとこうこうで・・・黒豚の脂身がさっぱりしていて・・・」

私は驚きました!

あんなに話が盛り上がっていても、
仕事していても美味しさは確かに伝わる。

私『すごいですね!お話が盛り上がっている中で、
味の違いがちゃんと分かるんですね!』と言うと

さらに料理に関する質問が続き、

当店の店舗名刺を持って帰られました。

糖質制限をされているのか、
「ご飯を残してすみません」とも言われました。

味の違いが分かる方は、
店員への配慮もできるんですね。


話をまとめると
分かる人には説明不要で味の違いは分かる!
分かる人は店員へ配慮ができる!
当店は、接待に向いている(笑)

ってとこでしょうか

ご予約、ご来店ありがとうございました。
鹿児島を楽しんでくださいね。

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