脇役が好き。
おはようございます。ちいさなちいさな雑貨屋さんsweetmarronです。
私が若いころ、韓流ドラマブームが訪れました。
その頃はまだ冬ソナ的なビジュアルや世界観が全く理解できず手を付けていなかったのですが、ある日心に魔が差して「私の名前はキムサムスン」というドラマをレンタルビデオ屋さんで借りてしまいます。
そこから私の韓流ドラマ魂が着火。当時一緒に住んでいた母と一緒に良く涙を流しながら「頑張れクムスン!」なども観ました。
初めて恋愛もののシーンで涙を流したのは頑張れクムスンだった気がします(笑)。
その後、飽きっぽい私はしばらく韓流ドラマを離れるのですが、母はそのまま一直線。今となっては東方神起の追っかけ状態です(笑)。
ですが、ハマったおかげで母とも初めての母娘旅行ができたり(もちろん行先は韓国)して、今思えば魔が差して良かったなあと思います。
そしてドラマから離れて2回目の韓流ドラマ(というかその頃は日本のドラマも観まくっていました)ブームが訪れるのは、人生でこれでもか!というくらい暇だった産休時代。
毎日のように様々なドラマを観ました。
出産して育児休暇中はドラマも観ていましたが、どちらかというとエアロビにはまり、また離れます。
で、コロナがやってきました。
最初の緊急事態宣言が出た時、息子の保育園も登園が原則禁止に。
会社を休んで毎日息子と過ごしますが、毎日会社に通っている頃より時間がある!ということでNetflixで「愛の不時着」を見始めます。
そこからは沼。
愛の不時着の後からも久しぶりに観たくなり「私の名前はキムサムスン」を再度見たり、シークレットガーデンを見直したりと忙しい日々に。←主演のヒョンビンが好き♪
更に会社勤めを辞めてからの有給消化中はパクソジュン祭りで延々とパクソジュン主演のドラマを観続けました。
韓国のドラマは主演俳優がとにかくカッコいいし演技も上手。
何よりもファッションセンスが抜群!ご飯もいつも美味しそう。あー韓国行きたいよ~!じゃじゃ麺食べたいよ~というところまで全てが素敵。
特に恋愛ドラマは現実に起こらないシチュエーションとわかりきっている世界に酔いしれる私。
だけど、それよりも優れているなあと思うのは、脇役の俳優さんたちが本当に演技が上手でドラマを盛り立てていることでした。
最初は主演の俳優さんやトキメキを求めていたはずが、段々と脇役の俳優さんたちの演技に夢中になりました。
で、最近見たシリーズがこちら。
このドラマ、3作品とも全て主人公の両親役が同じなんです。
ソン・ドンイルという素敵な俳優さんにほれ込んだワタクシにはぴったりの作品。
そして最後の応答せよ1988ではなんと愛の不時着に出ていた北朝鮮の村の奥様2人が出ている。これは私には豪華すぎるキャスティング!
ということで毎日下手すると1話1時間半以上あるドラマを20話必死で観ました。
応答せよ1997も1994も1988もそれぞれ全て素晴らしい出来でしたが、1988は特に脇役の奥様達に泣かされたドラマだったように思います。
そしてふと思います。私は脇役のすこぶる演技が上手な人が好きだなあと。
なので、今は愛の不時着にも魔女の恋愛にも応答せよ1988にも出ていた「ラ・ミラン」さんのという女優さんの追っかけ状態(笑)。
ドラマでもそうだけど、私が取り扱っている雑貨も人生の主役にはなれないけれど、たぶん脇役として誰かの日々の楽しみにそっと寄り添っていたり、いい役割を果たしているのではないかなあなんて思いました。
特にハンカチはプレゼントの主役というよりはついでかもしれない?!それでも可愛かったりその人の事を考えてセレクトすると喜ばれる。
そんな風に思ったのでした。
世界情勢的に入荷が遅れていたフウジンさん、久しぶりに届いて嬉しかったなあ。
「行ッテラッハイ」とタンポポの綿毛を飛ばすフウジンさん。
手にする方の背中をそっと押してくれるような優しいハンカチです。