乳房という新しい生き物のお世話
まさか、母乳シリーズがここまで続くと思いませんでした。
最近まで、母乳が出るのは良いこと!なるべく搾って保存しよう!全部搾らないなんてもったいない!
…と思ってたんですがね。
母乳過多というのは、それはそれで問題も多くて大変なのです。
何が一番大変って、痛い。
授乳後2時間で痛くなってくるので、一日の3分の1は痛い。
哺乳瓶をパパやメイドさんにお願いして、うっかり4時間以上寝てしまった時には、相当辛くなっている。
基本的に産後1ヶ月で母乳の量は落ち着いてくるらしいですが、搾りすぎた私の母乳はベビさんの飲める量の2倍で落ち着いてしまいました。
(ベビさんは平均で100mLぐらいしか飲まないのに、私の乳房は3時間で200mLぐらい生産できる。)
もちろん片乳授乳で済んでしまい、3時間に1回、30分を乳房の世話に取られる。一日4時間も乳房に時間を取られてるのです。
こりゃ、新しい生き物のお世話をしてるようだぜ!
慌てて母乳過多の記事などを読んで、少し減らす努力をしようかな、と思い始めてるこの1-2日。
とりあえず、最後まで搾りきらずに、辛くない程度でストップする。
ベビさんのためには、後乳をたくさん飲めるように、前乳を少し捨ててから授乳する。
この2つを始めました。
前乳と後乳ってあるの、私も知らなかったんですが、最初に水っぽくて糖分ばかりのお乳が出てきて、そのあとに脂肪分たっぷりのこってりしたお乳に変わるんですね。
後乳をたくさん飲めないと満足感を得られず、すぐにお乳を欲しがったり、余計に体重が増えてしまったりするとか。
ご飯前に甘いカクテルを飲み過ぎて、肝心のメインのビーフステーキを半分しか食べられなかったくせに、家に着いたらお腹すいてる、ってやつですね。
ベビさんがデブになったら大変だ!と思い、もったいないお化け払拭のために「悪いお乳は捨てる!」という気持ちで捨て始めました。
母乳不足で悩む人が多い中、母乳過多なんて幸せじゃない!と言われる事が多いけど、これはこれで大変…というお悩みの内容の記事もいくつか見かけました。
私も、出産前に母乳過多の心配しても…と思って無視してたために若干手遅れになった感じがあるので、母乳過多も辛いんだ!ということを出産前に知っておきたかったです。