企画展『カルティエ、時の結晶』感想
ちょっと日にちが経ってしまいましたが、先日カルティエ展を見に行ってきました。
時計やジュエリーなど、300点以上(!)を一度に見て特に印象的だった点を振り返りたいと思います。
(1)色合い
様々な宝石を用いたジュエリーはが豪華かつ華やかで目を奪われました。
カルティエの配色では、特にレッド、ブルー、グリーンが好きです。
トゥッティフルッティと呼ばれているんですね。花や、葉、果実のような彫刻が施された宝石が可愛いです。
また、トルコ石とアメジストを使ったブレスレットやネックレスもきれいでした。
完全に偶然の産物ですが、アメジストが光の加減で茶色っぽく見える角度があり、その時はジュエリーがチョコミントのようでおいしそうでした。笑
(2)動物モチーフ
パンテールをはじめとして、フラミンゴやスネークなど多くの動物モチーフの作品がありました。
実物を見ていると、それらは動きがあってとても魅力的で、特にパンテールが並んでいるゾーンは何度も眺めてしまいました。
凛としている姿だったり、脱力していたり、どの子も愛らしかったです。
すっかりパンテールの虜になってしまい、帰宅後飼っている猫に「私のパンテール!」と呼び掛けてしまいました。「いきなり何やねん」という顔をされました。
(3)しなやかさ・柔らかさ
ジュエリーや時計などの作品の素材は硬いものばかりですが、上記の動物たちのしなやかさや、レースリボンのブローチの柔らかさを作り出しているところがとても印象的でした。
やっぱり正確なデッサンが大切なんだよなぁと展示を見ながら考えていたのですが、後で資料を読むと、だまし絵のような視覚的効果で動きを感じさせているそうです。
次に見る機会があれば、素材の形状や透明さを利用した錯覚、という点にも注目したいなと思いました。
会場の暗さに慣れきってしまうほど長い時間キラキラを眺め続けて、とっても幸せな気持ちになりました!
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Creema
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