教員の病休
上司からしばらく休むよう宣告を受けてから、3ヶ月間の病休を取得。
こんなにも簡単に、うつと書かれた診断書を渡され、休むことになるとは思わなかった。
精神科 ○○市
ネット検索するといくつもの病院名が並んだ。
2、3番の病院がすぐに予約を取ることができた。
現在の症状の聴き取り、質問紙の検査を受け、すぐに診断書が発行された。
精神安定剤と睡眠導入薬を初めて処方され、悲しくて怖くて不安でいっぱいになったことを記憶している。
丸一日よく活動した時でも、深夜2時頃まで目が冴えていて、明日仕事だから寝ないと…と思えば思うほど更に目は冴え…
朝は目覚ましで起きられるけど、睡眠不足の倦怠感はもちろんあり、気力がない、作らないと笑顔になれない…
こんな症状はありながら、それで病院へ行くという発想は全くなかった。
初めて睡眠導入薬を服薬し、深い?眠りについたものの、薬が切れてなのか、電気のスイッチのオンオフで切り変えるくらい一瞬で目がパチンと覚め、一気に覚醒する感じ。
これはすごく苦手だった。
生きているって感じがしない。
操作されている気分。
今となれば、眠れないという症状は、とても危険で病院へ行くことも選択肢として持てる自分がいる。
自分でその状況から抜け出したり、環境を整えたりすることも必要。
できることをやってみることは大切。
でも、うつに偏見があったり、知識がなかったりすると、きっと自分だけで抱えてしまい、周囲に助けを求めることも難しいはず。
あの時の自分がそうだったから。
同じような状況の人に、声を大にして伝えたい。
自分に甘くする機会を、時間を作ってほしい。
誰でもいい、オンラインでもいい、誰かに困っている状況を吐き出してほしい。
精神科は、心療内科はひとつの選択肢として持つことは悪いことじゃないと知ってほしい。