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旅をするように生きたい、だから私はトラベラーズノートを使う

2019年度の手帳が並び始め、「来年の手帳は何にしよう?」と悩み始める時期。どれだけデジタル化が進んでも、予定の管理だけではなく、記録を残すために手帳を使う人はまだまだ多い。

私はIT業界がキャリアのスタートだったこともあり、紙の手帳を使うようになったのはここ数年でのこと。それまではなんでもデジタルでいいと思っていたが、ノートに書くことを始めて、デジタルにはない良さをやはり感じる。
そして、書くならば、お気に入りのモノを使いたい。そんな時に出会ったのが、トラベラーズノートだった。

トラベラーズノート公式ホームページ

私が初めてトラベラーズノートを買ったのは2014年7月。
牛革でできたカバー、ただの文房具とは思えない佇まいに魅かれて、手にとった。トラベラーズノートのタグラインにはこう書かれている。

For all the travelers who have a free spirit.

言ってみればただのノートなのに、トラベラーズノートはこのタグラインに込められたメッセージを、商品やトラベラーズファクトリー(トラベラーズノートが運営するショップ)で体現している。

私はトラベラーズノートのスターターキットを買い、キットに付属されている無罫のノートに取り留めもないことをたくさん書いた。
旅に行けば、スタンプを押したり、ショップカードを貼ったり。それはトラベラーズノートじゃなくてもできることだけど、このノートはいつも持っていたくて、何かを書きたいと思わせる。

特に人に見せることもない、誰に伝えることもない思いや記録が残されたノートと、旅はどこか似ている。旅先で写真を撮り、それをSNSで共有することもあるだろうけど、旅の中で経験しているほとんどのことは、その人の中にしかない。ただ時折思い出したりしながら、旅での経験や思いが人生の一部になっていることを感じる。ノートも同じ。誰に見せるわけでもないページに込められた思いや記録を見返す。考えていたこと、経験したことが今に繋がっていることを感じる。

これを読んで、トラベラーズノートに興味を持っていただけたならすごく嬉しい。そして、もし手に取ってみたいと思っていただけたなら、トラベラーズファクトリー中目黒に行くことをお勧めしたい。そこはまるで異国かのような、トラベラーズノートの世界に旅している気持ちになれる場所だから。

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えんじぇる
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