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岡真理『ガザとは何か』読書会を開催した話。

2024年9月28日(土)、神戸市・塩屋の舫書店にて、表題のイベントを行いました。店主のAさんと私の共催です。
募集枠を「4」として、主催者含め計6名で告知したところ、幸いにも順調に申し込みをいただき、早いうちに定員に達しました。

私にとって、進行役で参加する読書会というのは初めてのことでした。
今回の特徴は、パレスチナの専門家・研究者、および、現地となんらかの関係がある方をお招きして、
解説して頂いたり、質疑の時間を設ける、といった形式を取らなかったことです。

あくまで、『ガザとは何か』という本を読んで、感じたり考えたりしたこと、疑問に思っていること等を持ち寄って話をしてみたい、
というのが趣旨でした。

結果、ガザやパレスチナ、あるいはイスラエルについて、誰かと話してみたいけれど、その相手がなかなか見つからない、という方が多く、
その点で所期の目的は達成できたのかな、と思っています。

話は変わりますが、一番はじめの構想段階では、新しい本の方がよいかということで、
岡真理・小山哲・藤原辰史『中学生から知りたいパレスチナの話』(ミシマ社)も課題図書の候補に入っていました。
その頃から店主のAさんとお話しするなかで、
もしかしたら私は、割と珍しい視点からこれらの本を読んで、頭の中にちょっと変わった「風景」を描いているのかもしれない、という気がしてきたのです。

そんなわけで、読書会を開いたという機会を利用して、何かしら書いていこうかなと思います。