ボリビアが生んだ魅惑のお酒「シンガニ」
というわけで、今週のnoteは先週の予告通り今週届いたボリビアのフルーツブランデー「シンガニ」のテイスティングレポートだ。
まずはシンガニについて軽くおさらいを
今回届いたシンガニ「シンガニ・ロス・パラレス」はボリビアで飲まれているフルーツブランデーで、現地で作られているマスカット・オブ・アレキサンドリアのみを使ったワインを蒸留して作られるというお酒(他にも色々なフルーツを使った「シンガニ」があるらしい・・・)ということなのだけれど・・・
これが先週の日曜日に早くも届いた!
ありがとう楽天!!
うん、箱からして綺麗だな~
ビンを取り出してさっそくグラスに注ぐ
うむ、ステンレスタンクでの熟成ということで色は無色透明だが、漂ってくる香りは紛れもなくマスカットの爽やかな香り。
まずはもう少し鼻を近づけて香りをかいでみる・・・
おおおおおお~・・・・・・
これは・・・・・
年末まで家にあった白ブドウのパーリンカは注いだ瞬間から香りが飛んできたが、このシンガニもそれに負けず劣らず豊かなマスカットの香りが鼻の中を支配する。
飲む前から期待せざるを得ないぞ!
では、飲んでみよう・・・
飲んだ瞬間に
「あっ!・・・・美味しい・・・」
とほんとに声が出た、飲み口は少しドライなのに口の中に残る強烈なマスカットの余韻が非常に気持ちいい。
しかもそれが長く続くのだ。
「これはとんでもないお酒だぞ・・・」
ひょっとして、これってパーリンカのように「甘さ」を足してやることでより鮮明な味になるのでは・・・
とそう思い立ち、コンビニでフィナンシェとバウムクーヘンを速攻で買ってきた
そして合わせてみた訳だけれど・・・
うん、合う。
非常に美味しい組み合わせだ、フィナンシェを食べて甘さが残っている口の中にシンガニを流しこむとマスカットの香りに口の中の甘さが足されてお酒の輪郭がより鮮明になるし甘さも引き立つ。
では次はトニックとソーダで割る「ソニック」でシンガニを飲んでみる
これはもう飲む前から分かっていたことだけど、やはり最高の組み合わせかもしれない。
トニックの風味とシンガニの香りが合わさって非常に良い香りになる、これは好みかもしれないがひょっとしたらトニックだけの方がより当然ながら強い香りになる(僕はシンガニの香りをしっかり残したかったのでソニックにした)
最後は地元のボリビアでポピュラーに飲まれているシンガニを使ったカクテル「テコンテ」
いわゆる「シンガニの紅茶割り」だ
家飲みなのでざっくりと作ってしまったが、それでも美味しい
紅茶で割ることで紅茶の香りとシンガニの香りがまたマッチして、紅茶の味の奥にしっかりとシンガニも主張していてしかも非常に飲みやすい。
これは知らないうちに杯を重ねてしまう味だ。
いやはや、このシンガニというお酒
凄いお酒だよ。
まだ街場のバーで飲める機会などは少ないかもしれないが東京は新宿の「B&F」というBARにはこのお酒の専門家もいらっしゃるということなのでもし近くの方が居るのならば是非とも行って楽しんでみることをお勧めしたい。
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