アナウンサー試験 写真に込める想い
こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。
アナウンサー志望の3・4年生にとっては、できれば今年12月中に内定をもらいたい…そんな目標を掲げている人も多いのではないでしょうか?
でも、エントリーシートさえ1通も通らないんです…というお悩みを先日3年生から聞き、エントリーシートを拝見させてもらったところ…
がーん!!!
ダメ!!!!
この写真、ダメ絶対!!
と思ったので、
今回は【アナウンサー試験 写真に込める想い】をテーマにお伝えします!
さて、アナウンサー試験で送付する写真については、以前こちらのブログにも沢山書きました。
アナウンサー試験では、容姿もやはり重要!ということで、
タレントのオーディションの様に、証明写真の他に、
2-3枚、普通写真サイズのスナップを添えることが多いです。
そういうと、皆さん、写真館などでばっちりと照明当てて撮ってもらう…
というイメージを持たれるかと思いますが、
私はそれはお勧めしません。(※絶対ダメという訳ではありませんよ。)
なぜなら、スタジオ写真はいくらでも修正できるし、なんとなく写真の雰囲気が皆似てしまうから。
実際、私が就活生の頃にはスタジオ〇〇〇〇という場所が当時アナウンサー受験者に大人気でした。
でもね、試験官は、同じような雰囲気の写真ばかりの中で、「またスタジオ〇〇〇〇系の写真だな…」と思ってしまいます。
その中でもずば抜けて魅力がある方はいいと思いますが、
なかなかそこから選んでもらうのは難しいと思います。
そこでお勧めするのは、
もちろんプロのカメラマンでもいいですが、
今インスタだけでモデルをしてる方を気軽に無料で撮ってくれるようなカメラマンっていますよね?相互タグ付けで無料でウィンウィン…みたいな方もいるはず。
そういうスナップ写真モデルを募集しているセミプロカメラマンみたいな方にお願いするのも1つの手です。
私の時代はそういったものがありませんでしたから、できませんでしたが、
そういった方が撮る写真を見ると、
まさしく、これアナウンサー試験に使えそうだな…というものがいくつかあるものです。
(※トラブルにならないよう、カメラマンはしっかり選んでくださいね。)
もちろん、写真館を開いているプロのカメラマンに外で撮ってもらってもいいと思いますが、『外で気軽にとってもらいました感』を心掛けてくださいね。
では、外でのスナップ写真、どういった表情が好まれるでしょうか?
テレビ局によってバラバラですが、
全身と上半身(または顔アップ)が必要になることが多いです。
ちなみに、少しはっきり言ってしまいますが、
皆さんにとっての『キメ顔』は『目を大きく見せようと頑張って見開いてますねー』と外から感じることも多く、(とくに女性)
決して外から見ると、自然じゃないなと写真だけで感じられてしまうことがあります。
『頑張って自分の顔を作っている』=
『見栄っ張りかも』『あまり素直じゃないかも』
少し大げさですが、写真からこんなことを想像されてしまってはもったいないですよね。
ですから、写真は、『他人から見て、あなたが自然に見える』ものを選んでください。
友達や家族に聞いてみて下さい。
(作った顔でもしエントリーシートが通ったとしても、面接の場で実物と違ったら落ちてしまいますから…)
そして、全身と上半身、2枚を送付する場合は、
その2枚を違う表情で撮ってみてください。
例えば、小さなサイズの証明写真はジャケットスタイルで真面目そうな顔で撮ったとしたら、
全身は自然の風を感じているようなイメージにしてもいいですし、
上半身は、エレガントな感じてもいいと思います。
全てまったく同じ表情だと
『この子の決め顔、これなのかな…』と思われてしまうこともありますし、
アナウンサーは様々な表情が求められますから、同じにする必要は全くありません。
また、もしできれば…ですが、エントリーシートに書く内容に沿った写真にするのもベストです。
いかがでしょうか?
最近学生さんのESの写真を見せてもらって思ったことは、
【モナリザみたい…】でした。
美しいし、魅力的ではあるのですが、なんだか動かない感じ…
同じ角度、同じ表情で、ずっと座っていそう…という印象でした。
アナウンサーはしゃべる仕事ですから、写真から動く姿が想像できるような
人間味が内側からあふれる写真にする必要があります。
あなたの提出用の写真は大丈夫でしょうか?
もし不安があったらご相談くださいね!!