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これでいいの!? アナウンサーのニュース読みが各地で違いすぎる件

こんにちは!アナウンサー受験のプラットフォーム・井上智惠です。

普段からアナウンサーになりたい学生や社会人向けにオンライン家庭教師を行なっていますが、

その中で、募集が出ている局の情報収集は生徒さんに任せずに自ら行っています!

募集要項をしっかり読み込んで、生徒さんが気づかない部分をアドバイスしたり、ホームページを細かくチェックして各局の特徴を掴んでいます。

各局のページをチェックする中で、いつも楽しみにしているのは、各アナウンサーのニュース読みを聞くことです。

最近はホームページを覗けばアナウンサーが放送で読んだニュース録画がアップされていますから、それを見るのがとても楽しみなのです。

もしかしたら耳が良い方などは気づくかもしれませんが、アナウンサーの読みって、各局によって全然違うんですよね。

基礎は同じはずなのに、

例えば日テレ系だったら全国の日テレ系列の新人が集まって基礎研修とかもやっているはずなのに…

日テレ系でも各地の放送局によって読みの色が違います。

それは方言という訳ではなく、うーん、その土地に好まれる音色…とでもいえばいいでしょうか…

どうしてこんなにも違うの!?と思ってしまうほど。

とくに、アナウンスを仕事としている人の耳で聴くと、自分の働く局以外のアナウンサーの読みは、言い方は悪いですが、少し気持ちが悪いと感じてしまうほど違和感があります。

NHKは全国転勤がある職員アナウンサーの読み方が基本となっているので、ある意味統一されていて地方局でも同じような感じになるのですが、

民放各局の場合、東京キー局であっても

局ごとに個性があると感じます。

ニュースの読み方を聞けば、フジテレビっぽいなと日テレっぽいな…など、読み方は全然違うと思いますし、

それが地方へ行けば行くほど強くなります。

例えば、私が初めて仕事をした県にある民放のベテランアナウンサーは、独特の節があり、ニュースを読んでいるのに、長唄の歌い手のような独自のアナウンス領地を開拓されているイメージでした。

でも、これって決して悪いというわけではなく、長年培ってきた技術ですし、県民はその読みの方が聞いていて安心するのかもしれません。

こういった読み方の違いが、各局ごとにあるのです。

そして、その読み方が良いといった環境で育った人がアナウンス部長とかになって採用を担当している訳です。

ということは、アナウンサー試験を受けるときも、

受ける局で好まれそうな読み方をした方が良いわけです。

しかし、大学生などでそれが使い分けられる人ってどれくらいいるでしょうか?

私が学生の頃は絶対にできなかったと思います。

普段レッスンをしている生徒さんの中には、読みが上手と感じる人もいますが、だからと言って、読みを自在に変えられるほどのスキルは当然まだありません。

ではどうすればいいのか…

・無難に読み下す。(NHKのアナウンサーのように、文章の上から下にいくにつれ声が低くなっていく読み方)

・発声練習のように大きな声で読みすぎない。(やりすぎな人が多いです)

・単語の立て方と語尾だけ、受ける局のアナウンサーに近づける

こんな工夫がいいと思います。

もちろん局によって色があると言っても、

同じ局でも各アナウンサーの読みに個人差があります。

しかし、なんとなくの特徴をつかめるようになれば、面接のとき、原稿読みテストのときに好かれる可能性が高いです。

受ける局の企業分析と同じように、

アナウンサーの読み方も分析してみてくださいね。

今回のお話はちょっと高度なテクニックなので、

もしわからないことがあれば、お気軽にメッセージください!









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