NHKキャスター採用で志望動機にいれるべき要素
こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。
現在、絶賛、NHKキャスターを各地で募集中!
ことしもこの季節がやってきました。
私は実際にNHKキャスターをしていたので、今まさに受験者の相談に乗っています。その中で直接教えられなくても、これを見てくれたあなたに受かってほしい!と思い、
NHKキャスター採用試験に絞ってお伝えします。
今回は、NHKキャスター採用対策 シリーズ②
【志望動機にいれるべき要素】をお伝えします。
NHKの地方局採用では、市販の履歴書にプラスして作文や志望動機など、局によって、少し変えて提出しなければなりません。
NHKキャスターとして求められる志望動機ってどんなものでしょうか…?
声を大にしてお伝えしたいのが、
「内容のコピペ、量産は、ダメ、ゼッタイ!!」
この時期、キャスター採用が全国で出ている訳ですから、
時間のある時に、履歴書や志望動機をまとめて書きまくっておこう…
と思う人もいると思います。
でもね、それじゃ絶対に響かない。
試験官たちは、そんな事さえ、履歴書の内容を見ただけで見抜いてしまいます。「きっと他にも同じ内容で出してるな…」と。
では、NHKキャスターに受かるためにどのような志望動機を書けばいいでしょうか?
私が求めていると感じる志望動機は、
アナウンサー、キャスター職そのものへの志望動機ではなく、
例えば水戸局だったら、
「なぜ、茨城の水戸であなたはキャスターとして働きたいのか…」です。
こう考えると、考える時間が結構かかるので、
少し億劫に感じる人もいるかもしれませんが、
私は、どこかに受かりたいとしても、募集が出ている局全部に履歴書を送る必要はないと思っています。(この辺りは、次回詳しく書きますね。)
その結果、どこにも受からない…なんてことになりかねません。
それより、受かりたい局順(どんな動機でもいいですよ。家に一番近いとか。ご飯がおいしそうとか。でもOK)にしっかり一局ずつ考えて出す。
それが、何よりの近道と考えています。
では、どんな内容を書けばいいでしょうか?
正直、縁もゆかりもない県への志望動機を書くのって難しいですよね?
私は、図書館で、観光ガイドや県民性の本などを借りてきて、その内容から魅力的な内容を見つけ、自分の経験や趣味と絡めて、その県で何を貢献できるのか…を伝えるのがいいと思います。
私は、NHK水戸局を受けるときには、
「茨城は、東京の台所。東京の食材は茨城産だらけ」という内容にターゲットを絞り、家で商売をしていたため、幼いころから茨城産の野菜のダンボールを目にして育った…などから、話を広げ、最終的には、東京の台所として機能しているが、実際は、あまり観光地(目的地)にはならず、お金が落ちない、通り過ぎられてしまう県なので、野菜を使った町おこしや観光客の呼び込みなど農産物を使って地域を盛り上げる内容を取材をしたい…という話をしました。
今思うと、もうちょっと改善の余地はあるのですが、
もし行った事がない、知らない県のキャスター試験を受けるとしても、
その県について、調べ、自分の経験と絡めてプチレポートを書くようなイメージがお勧めです!
きっと、こうやって頑張って調べて内容は、試験官の目に留まり、
「この子頑張って書いてくれたし、取材力ありそうだな。」と思ってもらえることと思います。
何度も言いますが、NHKキャスターは、
取材や制作もできそうだな。文章が書けそうだな。
と思ってもらえることが大切なんです。
次回もNHKキャスター採用シリーズでいきますね!
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