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地方局あるある 総合職でアナウンス部に配属

こんにちは!アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。

このブログを見て頂いているあなたは、アナウンサーになりたい!という夢を持っていることが多いと思いますが、

きょうは【総合職の中でアナウンス部に配属】とはどういうことなのか、

簡単にお伝えしていきたいと思います。

私が働いていたNHKの地方局ではこういったことはありませんでしたが、

全国にアナウンサー友達がいるため、各地から色々な情報が入ってくるのです。

さて、先日、九州の放送局でこういった募集がありました。

募集職種:総合職(営業・アナウンサー・記者)3-5年程度で異動あり


もちろん、アナウンサーが募集されていますから、アナウンサーになれる採用ではあるのですが、3-5年働いたあとに他部署に異動がありますから、今後アナウンサーだけをやっていきたい人にとってはちょっと違うといった形です。

まずはアナウンサーになって3-5年働けるのであればその中で考えていけばいい…

そう思う人も多いと思います。

ただ、ここで気を付けなければいけないのが、そう思っていても、

ESや面接ではそれを感じさせてはいけない…といった点です。

もし今のところアナウンサーだけがやりたかったとしても、

・制作にも興味がある。

・私はアナウンサーとしてテレビに出たいだけではない

・放送運営全体に興味がある

といった想いが伝わらないと、とういった総合職の採用には勝てないと私は考えます。

したがって、アナウンサー以外の知識も少なくとも面接前には身に着けておくべきです。(HPをしっかり見て分析など。)


実際に、私の同期は最初はアナウンサーとしてテレビ局に入りましたが、アラサーになり色々な事情で、この募集要項通り、他部署への異動を命じられました。

しかし、この時に色々な想いがあり、辞めてしまう人が多いのも現状です。

新卒から育ててきた貴重な人材がいなくなってしまう…

でも一人だけ贔屓してアナウンス部に残すことはできない…

人事担当者はきっとそう思うでしょう。

その結果、年々益々【まずはアナウンサーになりたいけど、他の業務も意欲的にやります!】という人を本当に見極めて採用していこう、と考えるのが普通でしょう。

全員とは限りませんが、新卒で地方局アナウンサーになった人はアラサーになるとこういった話が良く出てくるものです。

中には総合職採用で入っていないけれど、部署異動を命じられる人もいます。

まずはアナウンサーになりたいあなた!

もし他部署に興味があまりないとしても、

【アナウンサーだけをやりたい】という気持ちを少し抑え、

上記のような局が求める人材に近づけていくことをお勧めします。

ポイントとしては、

・もし制作をするとしたら、その県のどんな話題をどう取り上げたいのか。

・その県ならではの、視聴率アップ政策を考えてみる。

・若者のテレビ離れをこのアイデアで止めたい

など、アナウンサーになる以外の放送業全体の課題も答えられるようにしておくべきだと思います。

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