追い越される

通勤時、最寄り駅までのチャリ移動もいい感じで慣れてきた。
3キロ弱の道のりなのだけど、途中じみ～な坂が1キロ近く続くという……

はじめの頃はこの長い坂道、途中で挫折して自転車をおして歩いていたが、最近ではゆっくりではあるが降りずに駅までのたどり着けるようになった。ちょっとした達成感を味わえた。

こうした進歩?！を経て、数週間前に気づいたのが、やたら他の人に追い越されるなということ。(自転車専用道を使用) 
こっちは結構息あがっていたのだけど、抜かしていく人たちはみな涼しい顔。💦
はじめの頃は、駅近くの学校に通うティーンエイジャーと通勤時間が被っておりその子達に追い越されることが多かった。

"若者はやっぱり体力違うな～"なんて思っていたが、夏休みに入り若者じゃない人にも抜かされていることに気づく。あれれ? 何でだ?? 私の自転車空気抜けてるのか??? と思ったが、なんのことない皆さん電動自転車に乗ってらっしゃる。"そりゃ追い越されるわ" と気が楽になる。

スウェーデン人とひとくくりにするのは違うかもしれないけれど、少なくとも首都ストックホルムとその近郊に住む人達は新しい物好きが多いと感じる。
電動自転車もここ数年で一気に広まった感じ。

電動自転車はなかなかのお値段する。(スポーツ用品店や自転車の広告数には数十万するもがざら) あんな高価なものいくらちゃんと鍵をかけているとはいえ、私ならおちおちその辺に駐輪出来ないと思ってしまう。

それだけの大金を出して盗まれるかもしれないリスクにドキドキし、体のどこも鍛えられないという、私にはほとんどメリットのない電動自転車。

今後も自力で動かす自転車で足腰を鍛えて、僅かな成長にひとりムフフとしながら日々を送っていこうと思う。

この積み重ねの先に死ぬまで颯爽と歩ける未来が見える。
時間は未来から流れている。
未来のゴールがあるから、そこに向かって今の行動が変わる。すべては今の積み重ね。