2024-2025年 スウェーデンワーホリ ~ストックホルムの交通機関~
Hej!
こんにちは。もちもちです。
海外で観光する際や、新たに生活を始める際、現地の交通機関の利用方法が分からず、困ってしまうことありますよね。
実際、ストックホルムの交通機関も、その乗り方やチケットの種別が日本の交通機関のものとかなり異なっています。
そこで今回は、ストックホルムの交通機関の利用方法について詳しくご紹介してゆきたいと思います。
それでは、はじまりはじまり~。
SLとは
ストックホルムでは、地下鉄、通勤電車、バス、路面電車、フェリーにいたるまで、すべて1つの会社によって運営されています。その会社というのがSLです。
すべての交通手段に対して共通のチケットで乗車できるため、別の交通手段(たとえば地下鉄→バス)に乗り換える際も、新たにチケットを購入する必要がありません。
チケットの種類
SLのチケットは、出発地と目的地によって決まる料金体系ではなく、時間制になっています。
最も基本的なチケットがシングルチケットで、75分間有効です。
75分の間であれば、どの交通手段で、どこまで乗っても、何回乗ってもOKです。
チケットの種別と金額は以下の通りです。*2024年12月14日時点
〇大人(20~64歳)
シングルチケット(75分有効) 42SEK (約590円)
24時間チケット 175SEK (約2450円)
72時間チケット 350SEK (約4900円)
7日間チケット 455SEK (約6370円)
〇割引対象者(20歳未満または65歳以上)
シングルチケット(75分有効) 26SEK (約360円)
24時間チケット 110SEK (約1540円)
72時間チケット 220SEK (約3080円)
7日間チケット 290SEK (約4060円)
その他、30日間、90日間、年間チケットがあります。
*アーランダ空港への行き来や、ウプサラ方面への行き来には別のチケットが必要になります。
チケットの購入
SLアプリ
チケットの購入は、SLアプリからが便利です。
SLアプリからチケットを購入する場合、事前にチケットを購入しておき、乗車の直前にチケットを有効化することができます。
また、SLアプリでは経路の検索や運行状況、チケットの残時間を確認することができます。
SLアプリでのチケットの購入はクレジットカード払いです。
クレジットカード
クレジットカードやクレジットカードが紐づいたスマートフォンのタッチ決済で乗車することも可能です。
対応しているカードは、VISA、Mastercard、American Expressです。
ただし、タッチ決済の場合、自動的に大人シングルチケットとして精算されるため、割引対象者の料金を適用したい場合は前日までに設定を変更しておく必要があります。
また、乗り換えの際に別のカードをタッチしてしまうと、一連の75分チケット内の移動とみなされないため、確実に同じカードで乗車するようにしてください。
物理カードと同じクレジットカードが紐づいたスマートフォンのタッチ決済でも、別のカードと認識されるためご注意ください。
紙のチケット
地下鉄や通勤電車の改札で紙のチケットを購入することも可能です。
紙のチケットはPressbyrånなどの代理店でも購入可能です。
乗り方
電車に乗る場合は、購入したチケットまたはクレジットカードを改札でかざすとゲートが開き、入場することができます。
バスに乗る場合は、前のドアから乗車し、運転席近くのリーダーにチケットまたはクレジットカードをかざします。
路面電車に乗る場合は、停留所のリーダーにチケットをかざします。
一部の路面電車(Djurgården行きの Spårväg Cityなど)には停留所のリーダーはなく、代わりに車掌さんがチケットチェックの見回りにやってきます。
まとめ
ストックホルム内での公共交通機関での移動について、少しでもイメージしていただけたでしょうか。
本日もここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
日本とは違った交通機関事情のため、戸惑うこともあるかもしれませんが、時間内なら乗り放題というシステムは、もし乗る電車や方向を間違えてしまったときも、簡単に乗り換えられるので安心かな?と個人的には思います。
この記事が少しでも快適なストックホルムの旅の参考になっていれば嬉しいです。
次回は、もちもちの失敗談をいくつかご紹介してゆこうと思います。
次回もお読みいただければ幸いです。
Hej då~