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【旅行#16】中欧周遊旅行④ブダペスト編

こんにちは!2024年1月26日から2月1日まで中欧4か国のポーランド、チェコ、オーストリア、ハンガリーを巡ってきました。今考えると、移動日2日、実質稼働日5日で4か国巡っていて、よくやったなーという感じです。ぎゅっと詰まった旅行は楽しいですが、疲れもたまるので、ここブダペストで少しゆっくりする時間もできて良かったです。

(備考)
この記事を公開した2024年8月現在、無事に日本へと帰国しています。過去の旅行記録などを今後も引き続きシェアしていく予定ですが、少し前のことになるので、情報の新鮮さには少し欠けているかもしれません。


1月31日

自由橋

黄色の路面電車かわいい

早朝、滞在先のホテルからまずやってきたのはこの自由橋でした。細かい装飾が施されていて、その立派さに驚きました。この橋は、路面電車と自動車が並走しているので、その様子もちょっと面白かったです。

ブダペスト中央市場

オープンしてすぐの時間に来たので、ホラーゲームの舞台か廃墟かみたいな雰囲気が出ていて、かなり緊張しました。やっているお店も本当に少なくて、もう少し後の時間に来ればよかったなーとちょっと後悔。

パプリカパウダー

かろうじてやっているお店は生の食材を扱っているところが多く、お土産系は少なかったんですが、一つだけパプリカパウダーを売っているお店を見つけました。ハンガリーに来て面白かったことの一つは、多くの店でユーロが使えるということ。お店が独自にレートを定めているので、ぼったくられているときもありますが、基本的には良心的でとてもありがたかったです。ハンガリーフォリントの紙幣を持っていなかったり、カードが使えないお店でも使えたので、ユーロの強さを改めて感じました。

私はここでパプリカパウダーを購入しました。買ったはいいものの、何に使えばいいか分からなくていまだに使ってません……。

Fisherman's Bastion

続いて、マーケットから路面電車とバスを乗り継いで移動してやってきたのは、漁夫の砦(Fisherman's Bastion)です。早朝から活動していたおかげで、人が少ない時間帯に来ることが出来ました。

静謐な空間でした

漁夫の砦のあるブダ地区はペスト地区と比べて標高が高いので、ブダペストの街を一望することができました。ドナウ川を挟んで見える国会議事堂がとても綺麗でした。今回は時間がなかったので、中に入ることは出来なかったんですが、ハンガリーの国会議事堂はどこから見ても存在感のありました。この日は薄っすらと朝靄がかかっていて、なんだか神秘的な時間でした。

結局、ここでかなり時間を使いました。写真を撮ったり、砦の上を歩いたり。少し混みだした頃に移動できたので、それもよかったです。

ブダ城

漁夫の砦から少し歩いたところにあるブダ城。中はナショナルギャラリーになっていて、それを目当てにやってきました。

さて、私のようなEU圏に住む留学生はResidence Permit(居住許可)を持っています。パリのミュージアムが居住許可を持つ25歳以下の人に向けて無料開放されていることは有名ですが、EU圏を旅行するとき、私達は慎重に学生割引の定義を確認せねばなりません。Citizenship=EUのパスポートを持っている人で、私達日本人留学生は割引を使うことは出来ません。

ちなみにここのナショナルギャラリーは、EUのCitizenshipを持った25歳以下との制約があったので、日本人は大人しく大人料金を払いました。ぴえん。

ナショナルギャラリーには、ハンガリーを代表する絵画や伝統衣装をまとった人々を描いた絵が多く飾られていました。数点だけ印象派や現代美術のコーナーもありましたが、ナショナルギャラリーと謳っているだけあって、ハンガリーの美術の歴史を感じることの出来る展示でした。

重厚感のある意匠

セーチェーニ鎖橋

バスで移動し、チラッと横目に見たのはこのセーチェーニ鎖橋です。朝方、漁夫の砦から見た橋か!と思いつつ、とりあえず一枚パシャリとしました。自由橋とのテイストの違いも面白かったです。

聖イシュトヴァーン大聖堂

ヨーロッパを旅行すると大抵行きつくのが教会や大聖堂です。中に入ろうかとも思ったのですが、お金がかかるようなので、止めておきました。観光客が教会の中に入るためにお金を払うのはいいとして、普通の市民の方は礼拝などの時、どうしているのかが毎回の最大の謎です。

セーチェーニ温泉

ハンガリーは温泉が有名で、市内に多くの温泉があります。私は一番有名なセーチェーニ温泉にやってきました。

タオルは有料なので、ホテルのものをこっそり持って行きました。入場料は4000円強。少し高いですが、久々の温泉!と思い、楽しみにしていました。

温泉内にスマホを持っていかなかったので写真はないんですが、とても広々としていてゆっくり過ごすことができました。屋外に大きな温泉が2つあり、片方が少し温度が高く設定されているようでした。海外の温泉あるあるとして、そこまで水温が高くないので、熱々の温泉に慣れている日本人からすると、少し物足りなさはあるものの、総じて大満足でした。

国会議事堂

時間の都合上、中に入ることは出来なかったんですが、外観を間近に見にやってきました。ちょうど、ライトアップの始まる時間帯で、とっても幻想的でした。

こっちのバージョンのライトアップも素敵でした

日本の国会議事堂と比べると、あまりにも違うので、世界各国の国会議事堂比較なんてのも面白いかも!と思ったりしました。

ドナウ川クルーズ

ブダペスト観光のメインイベント、ドナウ川クルーズです。日が短かった冬場に行ったので、18時過ぎでもこの暗さでした。街の中心から少し離れた船着き場からクルーズは始まります。

国会議事堂

先ほどとは違うライトアップで、水面に反射する黄金の光がなんとも神秘的です。クルーズ船は途中でUターンをするので、左右両方の景色を楽しめました。

ブダ城

1月下旬の冬真っ只中、ということもあって、めちゃくちゃ寒かったんですが、値段も2000円前後と良心的な価格帯で、ブダペスト観光1番のオススメです。

2月1日

Budapest to Lund

翌日は早起きをして、Lundへと戻ります。ハンガリーには、Wizz Airという超格安航空があり、これで私はコペンハーゲン空港へと向かいました。期待はそれほどしていなかったんですが、意外にも快適な空の旅でした。

まとめ

以上、ハンガリー・ブダペスト編でした。観光する時間は実質丸1日しかなかったんですが、ほぼ全て見て回ることが出来ました。一つ、心残りがあるとすれば、国会議事堂の中に行けなかったことです。外観だけでもすごく綺麗で感動はしたんですが、出来れば中も見たかったなーとは思いつつ、温泉の誘惑に負けてしまいました……。温泉も一か所だけしか行けなかったので、複数日あれば二、三か所くらい行けたらよかったなーと思います。正直、次に行くのはいつになるかなーというくらいには優先順位はちょっと低めなんですが、次があれば、温泉巡りがしたいです。

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