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【旅行#7】スウェーデン&ノルウェー旅行②・ベルゲン編

2023年12月17日から24日までスウェーデン・ノルウェー旅行に行っていたのでその様子を記録としてシェアしていきたいと思います。今回はスウェーデンを離れて、ノルウェー・ベルゲン編です。

前回のストックホルム編はこちらからどうぞ!


12月19日

夜行列車(Oslo to Bergen)

ストックホルムからオスロを飛行機で移動した後、オスロ中央駅からベルゲンへ向かいました。近くのマックで腹ごしらえをしてから、23時過ぎに出発する電車に乗り込みます。

15分程度の遅延があったものの、スムーズに電車に乗ることが出来ました。というのも、Vyのアプリで事前に何号車のどの位置で待っていればよいのか教えてもらえるからです。電車に乗り込んだ後、自分のコンパートメントのルームキーをスタッフから受け取り、室内に入ります。私は今回女子2人で旅をしていたので2人部屋を予約しました。部屋に鍵を掛けて寝ることが出来るのでセキュリティも安心できました。

十分広いベッド
簡易的なシンクも付いてました

設備は十分しっかりしたもので、ベッドの寝心地もとてもよかったです。ベッドの長さは210㎝なので、一般的な身長の日本人なら十分なサイズ感だと思います。耳栓も置いてあって、私はありがたく使わせてもらいました。かなり電車の音がうるさいので耳栓やノイズキャンセリングのあるイヤホンは必須だと思います。Wi-Fiが飛んでいるとウェブサイトにありましたが、実際はほとんど使えないのであまり期待しないでおくといいと思います。

日付が変わった頃、電気を消して眠りにつきました。かなり標高の変化が激しいのでたまに耳が痛くなりますが、それ以外は快適に寝ることができました。目を覚ますと6時を過ぎたころで、無事ベルゲンに到着しました。

12月20日

フィヨルドツアー

ホテルに荷物を預けた後、まずはBergen Visiter Centreに向かいました。事前に調べていたんですが、フィヨルドツアーは天候にも左右されますし、何より晴れている日が良かったので当日購入することに。ここでフィヨルドツアーの申し込みやベルゲンカードの購入だけではなく、観光に関する広い質問が出来るのでオススメです。(ちなみに、フロム鉄道に行くツアーのVisiter Centreでの当日購入は厳しそうなので要注意です。)スタッフの方の英語も癖がなくてとても聞きやすく、親身に話を聞いてもらえるので安心です。

Bergenの滞在時間は丸二日。二日目の天候予報が芳しくなかったので、曇り予報の初日に賭けることにして、当日フィヨルドツアーに申し込みました。Visiter Centreからも見えるベルゲンの港を出発して、Moという街までフェリーに乗って周遊する4時間のツアーを選びました。ちなみに値段は750NOK(1NOK=15円計算で11250円程度)でした。学生からするとちょっとお高めなんですが、一生に一度の機会だろうと奮発してみました。

10時15分に出航したフェリーはゆっくりと港を離れてフィヨルドの合間を縫って進んでいきます。初めのうちは少し晴れ間も見えていたのですが、だんだん雲行きが怪しくなってきて次第に雪が降りだす始末。今回はフィヨルドは見れないかなと諦めかけたのですが、Moに着いたその時だけ奇跡的に雨も雪も止み、荘厳な景色を見ることが出来ました。空は曇っているのであまり映えてはいませんが、水面に映るフィヨルドと薄っすら凍った水面が本当にとても綺麗でした。

雪をかぶったフィヨルド

この寒さでも凍っていない滝なども近くで見ることが出来ました。フェリーに乗る前はあまり期待していなかったのですが、とても大満足でした。とはいえ、めちゃくちゃ寒いので防寒対策は絶対必要だと思います。

Bergen Julemarked

フィヨルドツアーから戻った後はクリスマスマーケットに向かいました。ノルウェー第2の都市ということもあってか、かなり大規模なクリスマスマーケットでした。屋外では主に食べ物、屋内のテントの中にはノルウェーの特産品や衣類などが売られていました。他にも観覧車や遊園地にあるような乗り物もありました。

夜も遅くまでやっていました

物価はやはり高め。私は少しお腹が空いていたので、ギリシャドーナツというものを食べました。シナモンが効いていて美味しかったです。

フロイエン展望台

夜はベルゲンの夜景を見に行こうということで、フロイエン展望台へ行ってきました。夜7時頃、駅に向かったのですが、この時間はチケットカウンターが閉まっているので、Visiter Centreで予め買っておくといいと思います。Bergen Cardがあると割引も使えるのですが、やはり対面で買うしかないようなので注意が必要です。

フロイエン駅

ケーブルカーに乗り込むと急な斜面をグングン登っていきます。その時点でもう既に綺麗な景色が目の前に広がります。終点の駅に着くと、こじんまりとした展望台があります。そして眼下に見える景色は圧巻です。

今朝フェリーに乗り込んだ港が綺麗に見えました

ただ景色を見るだけとはいえ、遠くの岸や湾もすごく綺麗に見えるのでオススメです。

12月21日

Akvariet i Bergen - The National Aquarium

ベルゲンカードがあれば無料で入れるので行ってみることにしました。冬真っ只中で寒いからなのか、見ることの出来る動物や魚も多くはなく、時間がある方以外は行かなくてもいいかなーと思います。

なぜかベルゲンで日本の鯉を見ました

ペンギンやアシカなど日本の水族館でも見ることができる生き物とはいえ、その可愛さに癒されました。気泡を吐くパフォーマンスのできるアシカがとっても可愛かったです。

Bryggens Museum

ベルゲンの誇る世界遺産、ブリッゲンの建築の歴史や出土品などが展示されている博物館です。こじんまりとした作りではありますが、モダンな建物に所狭しと沢山の品々が飾られています。複数回の大火に見舞われ、当時のままの建物は少ないものの、現在も伝統的な手法で修繕が行われています。

基礎

一応、元建築学徒なので、少し勉強のつもりでじっくり見て回りました。ミュージアムショップに、ブリッゲンの建築に関する本を見つけてついつい買ってしまったんですが、思いっきりノルウェー語だったのでGoogle翻訳のお世話になろうと思います……。せめて英語版があればよかったんですけどね。

Bryggen(ブリッゲン)

さて、ブリッゲンの歴史を学んだところで、隣接するエリアに広がるブリッゲンの建物群にやってきました。14世紀頃のハンザ同盟時代に建てられ、ドイツ人商人で賑わっていたというブリッゲンは、現在ではカフェやお土産屋さんの立ち並ぶエリアになっています。

木の上を歩いてるときの感覚

小さなカフェで少し休憩した後は、細い道を散歩しつつ、お土産を探したりして過ごしました。勿論、ブリッゲンを出て対岸から見るカラフルな外観も心躍るもので、存分に楽しむことが出来ました。

Kode 3

今回の旅で初の美術館です。ノルウェーの美術を支えてきた偉大な画家達の絵を見ることが出来ます。また、ノルウェーを代表する画家であるエドヴァルド・ムンクの絵も多く展示されていました。

奥に見えるフィヨルド
一目でムンクと分かる雰囲気

ここでムンクの絵を見れたことで、オスロのムンク美術館への期待も高まりました。それぞれの国の美術館に行くと、どのようにその国の美術が発展してきたのかを知ることができるので、とても興味深かったです。

夜行列車(Bergen to Oslo)

帰りも行きと同じく、Vyの運営する夜行列車にてOsloを目指します。こちらの電車は23時ちょうど発の予定だったんですが、結果的に1時間40分の遅延がありました。どうやら車両手配のミスなどがあったようです。海外の電車は遅延してもいつ頃出発するのかのアナウンスも無ければ、一言も謝りもしないので、日本との考え方の違いなんだろうなーと思いつつも、ちょっとは謝ってほしいなあと思ったり。早朝にOsloに着くはずだったんですが、最終的に2時間の遅延で9時近くにOslo中央駅に到着しました。

まとめ

以上、これにてベルゲン編は終了です!
元々田舎育ちだったので、久しぶりに山を見ることが出来て嬉しかったです。ベルゲンはとても雰囲気の良い街だったので、またいつかフロム鉄道リベンジも兼ねて来たいなと思いました!続いてはオスロ編です。そちらも是非見てもらえたら嬉しいです!



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