【旅行#15】中欧周遊旅行③ウィーン編
こんにちは!2024年1月26日から2月1日まで中欧4か国のポーランド、チェコ、オーストリア、ハンガリーを巡ってきました。今回はウィーン編をお届けします!
1月29日
シュテファン大聖堂
アイコニックなウィーンの大聖堂です。地下鉄の駅から出てくると、その大きさに目を奪われます。シュテファン大聖堂はとても高い建物なので、ウィーンの人は街を歩くとき、方向の目印にするんだそうです。とても繊細な彫刻が施されていて、外見だけでも十分見ごたえがありました。大聖堂の中も一部は無料で入ることが出来ます。
7€払うと左右の塔のどちらかに上ることが出来ます。私は、正面から見て左側の南塔に上りました。私は体力が全くないので、エレベーターで行けるというのは嬉しいポイントです。
国会議事堂
一定のエリア内を無料で入ることが出来ます。ただし、事前に予約をする必要があるので注意です。さすが国会議事堂なだけあって、かなり荘厳な外観です。(まあウィーンの建物は全体的に装飾激しめですけどね。)セキュリティチェックも少し厳しめです。友人はリュックにつけていた南京錠を針金状になっているからだとかなんとかよく分からない理由で一時預けるように言われていました。
中にオーストリアの政治に関する展示があります。さすがヨーロッパとも言うべきか、子供が楽しんで学べるような仕掛けもありました。奥には図書館もあります。静かに勉強している学生もいました。
カフェ ザッハー
言わずと知れたザッハトルテ発祥の店、カフェザッハーです。実は私ザッハトルテが大好物でして、よく妹に作ってもらっていたのですが、オリジナルのザッハトルテを食べられるととても楽しみにしていました。
ガイドブックにもよく載っているだけあって、激込みなので並ぶことを覚悟していくのがよいでしょう。私の場合、17時手前くらいに並び始めて、店内に入れたのは18時を過ぎた頃でした。
注文して5分程度でお待ちかねのザッハトルテが運ばれてきました。もう、めちゃくちゃ美味しかったです。想像していたザッハトルテよりも甘くなく、クリームもそこまで甘いわけではなかったのでペロリと食べてしまいました。これぞ、上品な味というやつです。
店内の装飾もとてもきらびやかで、すごく素敵でした。赤を基調したソファ生地の椅子や床もとても良かったです。本当はもう少しゆっくりしたかったのですが、次の予定が控えていたので、名残惜しく思いながらもその場を後にしました。
ウィーン国立歌劇場
続いては今回の旅行の目玉、オペラ鑑賞です!立ち見席だとかなり安く見れるようなのですが、さすがに3時間立ちっぱなしはキツイ、ということで、グレードはかなり低いもののきちんと座席を予約しました。最上階の席だったので舞台はかなり遠いのですが、それでも十分楽しめる位置でした。(ちなみにお値段は13000円くらいです)
今回鑑賞した舞台は『Carmen』というもので、事前にストーリーは予習してから来ました。ウィーン国立歌劇場には、全席にタブレットが設置されていて字幕を複数言語の中から選ぶことが出来ます。日本語が選べる時もあるようですが、この時はドイツ語と英語だけでした。
タブレットの字幕と舞台を交互に見るのは中々疲れる体験でした。私の席から直接見ることは出来ないのですが、生演奏のオーケストラも聞けて、本当に貴重な体験だったなと思います。戯曲やオペラ、バレエなどはあまり明るくないので、また機会があったら見たいなと思いました。
1月30日
シェーンブルン宮殿
朝イチの空いている時間を狙って、朝9時頃シェーンブルン宮殿にやってきました。チケットの種別は本当に迷ったのですが、ウィーンはどの施設も入場料が高すぎて財布を圧迫していたので、今回は公開されているエリアの半分を見ることのできるチケットを購入しました。学割が使えるとはいえ、3000円以上したので、余すとこなく見てやろうと意気込んで行きました。しかし、シェーンブルン宮殿の内部は撮影禁止のため、普段一眼レフを持ち歩いて旅行している私にとっては、少し物足りなさがありました。
チケットが3000円以上するだけあって、オーディオガイドが含まれていて、それはとてもありがたかったです。少し訳が変なところがありますが、日本語もありました。ヨーロッパの施設で日本語ガイドがあるところは少ないので、ありがたいと言えばありがたいのですが、誰かネイティブスピーカーの監修は入らなかったのだろうかと少々疑問ではあります。
内部を堪能した後は、屋外を散策します。そしてこの庭園が何より広い!冬なので花などは咲いていなかったのですが、氷が張っているところもあって綺麗でした。庭園のメイン目的は、グロリエッテという丘の建物を見に行きました。この丘がまあまあちゃんと丘で、登るのが大変でした。
アルベルティーナ
ウィーンの中心地に戻ってきた後、アルベルティーナという美術館に行ってきました。ここはハプスブルク家が居城として使っていたこともあり、建築や内装を見学できるエリアもあります。当初は行く予定はなかったのですが、シェーンブルン宮殿が内部撮影禁止なのに対して、アルベルティーナは撮影可だったので、内装目当てで行くことにしました。
時間がなかったので、絵画が展示されている階とState roomだけを駆け足で見学しました。まずは名作絵画が多数展示されているエリアです。モネやピカソ、クリムトなど有名画家の絵が多数ありました。
階を一つ下りると、ハプスブルク家が居城として使っていたエリアがあります。豪華絢爛な内装や家具、装飾品に目を奪われてしまいます。
シェーンブルン宮殿と比べて規模感は劣るのですが、写真撮影ができるのでハプスブルク家の居城をカメラに納めたい人にはオススメです。
オーストリア国立図書館
続いてアルベルティーナのすぐ近くにあるオーストリア国立図書館にやってきました。ここは、世界一美しい図書館とも言われていて、入場料がかかる図書館でもあります。
中に入ると豪華絢爛な装飾を施された書棚が目に入ります。中央には彫刻もあり、図書館とは思えない出立です。
中央に立ち、頭上を見上げるとドーム状の天井に絵画が描かれているのが見えます。ここは本当に図書館か!?という豪華さです。
入場料が学生料金で7.5€としっかり取られるので、必須ではないとは思うんですが、図書館が好きな方にはオススメです!
美術史美術館
こちらもウィーンと言えば!という場所です。いちいち豪華なウィーンの建物の中でも、群を抜いて豪華絢爛な美術館でした。
ここの美術館の目玉といえば、ブリューゲルが描いた『バベルの塔』です。そこにだけ人だかりがあるので見つけやすかったです。
他にも彫刻やコインなど、面白いものがたくさんありました。美術鑑賞に疲れたあとは、美術館内にあるカフェにも立ち寄りました。高い天井に細かくびっしりと施された装飾が圧倒的な存在感を示しています。窓際の席に座ると、反対側にあるウィーン自然史博物館が見えて、とても綺麗でした。
物価高のウィーンなので、ケーキとコーヒーのセットで2200円程度もしました。高い。それでも価値がある時間だったなと思います。
Vienna to Budapest
ウィーン観光はここまで。この後はハンガリーの首都ブダペストへと向かいます。今回使ったのはRejio Jetという電車を使いました。
この電車、飛行機みたいなテレビがついていたり、ペットボトルの水が配られたりとサービスがとっても良いんです。このテレビはやはりドイツ語やチェコ語などのコンテンツが多いので、私は特に何も視聴しなかったのですが、あるだけでちょっとテンションがあがりますよね。
そしてなによりこの電車、めちゃくちゃ安いんです。私が乗ったときは、なんと約1400円でした。安すぎません??? 日や時間によって変動はあると思うのですが、調べてみる価値はあると思います。
まとめ
以上、ウィーン編になります。さすが芸術と音楽の街、学生(の財布)にしてはかなり満喫できたんじゃないかなと思います。とはいえ、円安の影響もあり、ウィーンの物価にはめまいがしました。社会人になって、金銭的余裕が出来たら、きっともっといろんなものを見て、違う楽しみ方が出来た気がします。治安もよく、直行便もあるので、日本人も多く見かけました。その割に日本食レストランはあまり見かけませんでした。
次は、最後の目的地ブダペストになります。更新次第、リンクを貼っておきます。それでは!