見出し画像

ダンスとわたし

私のダンスとの出会いは
7歳の時、友達についていって体験に行ったモダンバレエ教室。

遡ると、それよりも前から
音楽は相当好きだった。

ずっとピアノを習いたくて
絵本についているおもちゃの電子ピアノで
5歳くらいから耳コピしまくっていた。

はじめて憧れたダンサーは
米米クラブのダンサー
「シュークリームシュー」"SUE CREAM SUE"

幼稚園生の頃
母が米米CLUBが好きで、よく聞いていたのだけど
当時、その影響で私もそーとーはまっていた。
(のちにダンスミュージックやFUNKにハマっていったのはこの時の影響だと思います)

”夜のヒットスタジオ”を毎週楽しみにしている
かなりマセた幼稚園生。

その頃、幼稚園で習うお遊戯とかスキップの時間とか
これがもう好きすぎて快感だった。
私、この瞬間誰よりもイケてるんちゃうかなって
自分で思っていた。笑

でもダンスを習うという概念は一切なく
とにかくピアノがやりたかった。

でも当時狭い社宅にいたため、ピアノは買えないし置けないし
経済的にも厳しかったのだと思う。
いつか引っ越したらね〜と親に言われ
その時を待ち臨む日々。

小学校に入ってやっと引っ越しして
ピアノを置ける広さの家になったとき
その熱意は冷めることなくむしろ
想いは募るばかりだったため
しょうがなく
親はピアノを習わせてくれて
私はまず、音楽にのめり込んだ。

よく、バレエとピアノ長く
やっていましたと言うととんでもない金持ちの
お嬢さんだと勘違いされますが

私の場合、どっちも親に泣いて頼み込んで
(どっちも嫌がられてすぐに習わせてもらえなかった)
なんとか始めることができたんで

スタートからめっちゃやりたい気持ちを
溜め込んでいたという
珍しいタイプです。

だいたいバレエとかピアノって
親が熱心にやらせる習い事
そしてイヤイヤ習う習い事

ピアノ習ってピアノ嫌いになった人
めっちゃおるんちゃうかなって思う。

私は、それが世間的に素晴らしいとか
こんな能力を身につけてもらいたいとか
親からそんなことを
期待されて始めたわけではなく

ただ、とにかく、やりたかった。
湧き上がるものがあったんです。

うちの親は働いていたので
稽古が終わる頃に買い物ついでに迎えにきてもらうくらいで
基本レッスンも観にこなかったし
早く辞めないかなぁくらいに思っていたと思う。笑

そうそうそういえば
バレエの発表会の練習の日は
”お団子ヘア”でお稽古に行かなあかんのですけど
みんなお母さんにキレイに
髪をセットしてもらってくるんです。

母が家にいない私は
髪をセットしてくれる人がいないので
自分でやる必要があって

腕がだるくなって、手が上がらなくなるまで
毎晩、毎晩
鏡の前でお団子ヘア練習した覚えがあります。笑

学校帰ってすぐ自分でお団子ヘアして
稽古に間に合うようにいくのは
10歳くらいの私には至難の業でした。

そんなこんなで

地元の小さなモダンバレエ教室で
始まった私のダンスライフです
もちろんここまで至るまで
紆余曲折いろいろありましたが

ただ、ひとつ言えることは
当時から何も変わらず
41歳の私も、踊りが好きです

大好きなものを大好きなままでいられているって
奇跡的だなぁと思っています。

これからダンスに出会う子どもたちにも
できるだけ
大好きなダンスを大好きなままでいてほしい
ただただ、そう思っています。

子どもが、キラキラした目をして
教室の扉を開けて歩いてくる
その姿が好きです。

大人からの勝手な評価に
自信をなくすことなく
好きなことはずっと好きでいていいと
私は思っていて

そんな場所を作っていきたいなと
思っている2025年でございます。






いいなと思ったら応援しよう!