毎日のコーヒーのように、身近な存在としてシーシャを味わう。SWAYで過ごす自由な時間
はじめまして、東京で写真家をしている相沢亮です。
「シーシャのお店に通っている」日に日にそんな声が周囲で多くなってきたと感じ始めていた頃に「シーシャラウンジ SWAY 渋谷松濤」を訪れる機会をいただきました。
以前から「シーシャを吸ってみたい」と周囲の友人には話していたものの、初見でシーシャに行くことに対してハードルのようなものを感じて、なかなか最初の一歩が踏み出せずにいました。
そんな僕が今回、SWAYでシーシャを体験してきたので、「シーシャは気になるけれど、実際どんな風に時間を過ごすのだろう?」と疑問に思っている方に写真と共にその様子をお届けできればと思います。
1. 隠れ家のような場所。渋谷駅から近いのに中心街とは少し違う空気感
渋谷にある隠れ家のような落ち着いた空間のSWAYで、シーシャを体験してきました。
渋谷と聞くと、スクランブル交差点に代表されるように、多くの人が行き交う都心の喧騒を想像すると思いますが、SWAYはその街の音から少し離れた場所に存在します。
渋谷駅から徒歩8分ほどの距離ではありますが、お店に近づけば近づくほど人混みが落ち着いていき、周辺もお店もどこかゆったりとした空気が流れています。
2. 落ち着いた色味と開放感のある店内
以前シーシャ店を訪れた時に「初見でひとりで行くのは緊張する、シーシャを知らないと行きづらい」と感じた記憶が残っていたため、少し不安を抱きつつお店の扉を開けました。
するとそこには、木のテーブルに緑を基調とした落ち着いた色味、仕切りのない抜け感のある開放的な空間が。訪れたのは晴れた昼下がりだったので、大きな窓からは太陽の光が沢山入っていました。
カフェのような雰囲気もあり、緊張することなくリラックスできそうな空間にひと安心。夜はキャンドルのライトでまた違った雰囲気を楽しめるそうです。
3. 150種類以上から選べるフレーバーの組み合わせ。店員の方との心地よい距離感。
ソファーに着席すると、スタッフの方が注文を聞きに来てくれました。オーダーは必ずしも自分で決める必要はなく、その日の気分や好みなどのヒアリングを通じて一緒にフレーバーを考えることができます。
店員の方の距離感も心地よく雑談を交えながら、「どんな果物が好きか、スッキリ系か甘い系の気分か」などの質問に答えながらフレーバーを決めていきます。
丁寧なヒアリングのおかげで、「種類が多すぎてスムーズに注文できずに戸惑ってしまうのでは?」という不安は払拭されました。“その日の気分”というスタート地点からフレーバーを選ぶスタイルは、次の来店でまた違ったシーシャ体験ができるという楽しみもあります。
4. ソファーに座り、シーシャと共に過ごすあいまいな時間
シーシャの完成を待つ間に店内を見渡すと、ソファー席で談笑する方々もいれば、ひとりでゆっくり過ごす方もいて、各々が自由に好きな時間を過ごしているようでした。Wi-Fiとコンセントも完備されており、お昼に仕事をする方も多いそうです。
SWAYで思い思いに過ごす人々を見て「想像以上にハードルが低くもっと気軽に味わってよいのかもしれない。毎日のコーヒーのような身近なイメージなのかもしれない」と感じました。日々のルーティンの中にシーシャを吸う時間を取り入れる人の気持ちもわかった気がします。
今回「スッキリした気分になりたい」というイメージを伝えたところ、スタッフの方が「柑橘×カルダモン×ミント」のフレーバーを提案してくれました。
吸ってみると、心地よい柑橘の香りが広がり、すっきり爽やかな後味、余韻が…。少しずつ自分のペースで吸ってみると、だんだんと体がソファーに寄りかかるように体勢がゆったりしていきました。
誰かに干渉されることなく、シーシャと共に自由に時間を過ごすことが、「あいまい」な体験をそのものなのかもしれません。
シーシャを吸うシチュエーションはさまざま。「少し気が向いたから行ってみよう」「仕事をしながら吸ってみよう」「友達とゆっくり過ごしてみよう」などカフェに行くような感覚で、日常のひとつの選択肢としてSWAYを訪れたいと思いました。
5. シーシャ体験を通じて
SWAYを訪れて「シーシャのイメージが変わり、もっと日々の中で身近なもの」と考えることができるようになりました。シーシャに抱いていた敷居の高さがなくなり、自由に自分の過ごし方で「あいまい」を味わうことができたと感じています。
シーシャに興味を持っているけれど、一歩踏み出せないという方にこそSWAYで「あいまい」な時間を体験してみることをおすすめしたいです。
渋谷という身近な場所にありながら、喧騒から少し離れた特別な隠れ家のようなSWAYをぜひ訪れてみてください。
All photos by 相沢亮