2024年7月2日【第2号】日本のスワンボート、実はみんな親戚??
β本町橋コミュニケーションマネージャーの廣井真由美さんの連絡によると、β本町橋のスワンが「スナガ」製であることが判明しました。そこで、私たちは「スナガ」について調べました。
スワンボートの生い立ち
群馬県邑楽郡明和町にあるボート製造会社「スナガ」の歴史は、1887年(明治20年)創業の「砂賀造船所」に遡ります。漁船、作業船、運搬船、通船などの製造から始まり、1935年(昭和10年)に河川、湖沼、遊園地などに使うボートの製造販売を開始しました。これらの遊覧ボートは手漕ぎやエンジン付きのものでしたが、1974年の法改正でエンジン付きボートの操縦が免許制になり需要が激減したため、1975年に免許のいらない足漕ぎボートを開発し、世に送り出しました。水に映える白鳥の姿からヒントを得て、スワンボートを考案したといいます。長い間、全国各地で見られるスワンボートの9割以上がこの会社から生まれたもので、みんなが「親戚」と言っても過言ではありません。納入先の希望に応じて、スワン以外の動物や乗り物のデザインもあり、スナガ社のホームページには14種類の足漕ぎボートの写真が掲載されています。
*参考資料:株式会社スナガホームページ(https://sunagaboat.jp/)、読売新聞(2005年11月3日)、朝日新聞(2021年5月15日、2023年3月4日)
白熱!「スワンボートレース」
スワンボートと言えば、優雅に水面に浮かぶイメージが強いですが、実はそのスワンボートを使ってレースを開催している場所もあります。
栃木県日光市で、毎年9月5日に中禅寺湖の恵みと安全を祈願する「水神祭」の奉賛行事として、誰でも参加可能な「中禅寺湖スワンボートレース」が開催されています。
他にも、神奈川県相模原市の相模湖では「足こぎスワン世界大会 IN SAGAMIKO」が毎年開催されています。これは2人乗りの足漕ぎスワンボートによる100mタイムトライアルレースで、【一般レース】と【ファミリーレース】に分かれています。ホームページには大会を楽しむコツなども載っているので、観戦時の参考にするのもいいかもしれません^^
関西スワンボートマップ!!
デートやお出かけの定番であるスワンボート!β本町橋のスワンボートは残念ながらまだ正常に進むことができず、ボートとしての役割を果たしていません。β本町橋コミュニケーションマネージャーの廣井真由美さんによると、業者の見積もりでは、スワンボートの修繕費がかなり高額になるかもしれない、とのことでした。
そこで、今回はスワンボートをもっと身近に感じてもらうために、関西地方のスワンボートマップを作成しました!このマップを参考に、スワンボートに一度乗ってみてはいかがですか??🦢🙌
【大阪府】
①万博記念公園(ブラックスワンにも乗れます!)
②堺・緑のミュージアム ハーベストの丘
https://farm.or.jp/playlist
【兵庫県】
③ 淡路島 国営明石海峡公園(チューリップが咲く季節がおすすめ!)
https://awaji-kaikyopark.jp/
④赤穗海浜公園
https://www.hyogo-park.or.jp/akokaihin/
⑤ 明石公園
https://hyogo-akashipark.jp/
【奈良県】
⑥くろんど池自然公園(アヒルのエサを持って出発!アヒルたちがボートを追いかけてくる𓅿𓅿𓅿)
http://www.kurondoso.jp/map/boat/
【滋賀県】
⑦道の駅 アグリパーク竜王
⑧能登川水車とカヌーランド
https://higashiomi-j.com/notogawasuisha_canoeland/
スワンを作ってみよう!〜影絵編〜
第2弾となる今回は、スワンの影絵を作ることに挑戦しました。
YouTubeで調べると、右腕を曲げて首と頭の部分、左手で翼を表現する方法があるということで、さっそくやってみました!
実際にやってみると、首が長すぎたり、胴体が細すぎたり、頭が鋭角すぎたりと、予想以上に難しく、少し苦戦しました。
何度も試行錯誤を繰り返した結果がこちら⬇️
みなさんも綺麗なスワンを目指して、ぜひ挑戦してみてください^^
「マンスリーすわん」第1号はこちらから↓