介護施設の方針が優先ってのはどうなんだろう。

先日、求人サイトを通じて知った施設の面談に行ってきました。
場所は家から小一時間。
日勤夜勤はまぁなんとかなる距離ですが、早番となると電車がないと言う……ちょっと難しいところでした。
介護施設はグループホーム。特養と違いほぼほぼ自立できる方が多く、入居者も少人数なので働きやすさを感じさせられました。
面接でなく「面談」なので堅苦しい話抜きに私の考える「介護」と施設の「方針」を擦り合わせた２時間(長っ！)でした。

給料と通勤時間さえ合えば、「ここで働いてみたい」と思わせられるような感じでした。つまり好感触てヤツです。

特養であった辛さ、今勤めている入浴介助の慌ただしさをお話した上で、「一人一人を大切に出来るような介護をしたいです……！(スラダン三井風)」と告げたところ、「そういう考えの人ほどグループホーム向いてる！」となにかのセールか宗教勧誘かのように乗せられました。

単に、人手が足りないからなんじゃないか、とも思うんですけど（苦笑）。

施設が首都圏から離れているせいもあるのか、何処か穏やかな雰囲気がありました。
過去、母の施設数カ所、自分の就活で５カ所ほど巡りましたが、都心の施設は何処か忙しなさや高級感(有料老人ホームだったせいもありますが)がありました。
看取りまで請け負う施設は流石に穏やかでしたが、母のいた老健の忙しなさには閉口させられた思い出があります。

だって、車椅子２台１人で動かしてたのみちゃったんですもの……びっくらしました。

忙しなさはご利用者様にも伝わり、あまり良い影響を与えないのではないか。と私は思います。
今勤めている入浴介助の施設も３時間で12人入れろ！１人30分！！とかノルマが課せられてます。つまり、「施設都合優先」……それが私にはツラい……つか、合わない。

まだ介護施設の現状を知らないから愚痴ってるだけかもしれませんが(いや、読み返したらほぼ愚痴ですね)、施設都合でご利用者様を振り回すのはどうかと。やはり私は思うわけです。

今回見学したグループホーム、よかったなあ……