【一戦一評】レイカーズvsマーベリックス(RS Game16)【後半】
こんにちは、スワッギちゃんです💜💛
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◯3Q
・修正合戦!勝ったのは...
さあ、なんとか巻き返したい後半が始まります。
レイカーズの前半はオフェンスが酷すぎました。特にDloにはもっと得点を要求したい。
と言うのも、レブロンがグラントにマークされている以上、ドライブもポストアップもそう上手くいかないのです。実際、前半はレブロンから仕掛けたシーンがほとんど無かったはず。
そこでレイカーズは2本の剣を用意しました。ADのミスマッチポストアップと、Dlo&ADによるPnRです。
両者とも前半から行っていましたが、前者はダブルチームにより封じられてきました。代わりにアウトナンバーが発生するのですが、そこをパッシングで突きショットを狙う形を作ります。
後者はDloのレイアップがいまいち決まらず苦戦しました。敵はボールマンにサイドラインを沿わせる「アイス」で守るコトを選択しているため、Dloが抜き切るか、ADに早めのパスを出すかが求められ、失敗続きだったのです。
そして、コレが後半になって改善し出します。
前者はDloがキックアウト先でスリーをよく沈め、後者もDloが抜き切ってのレイアップをやっと決めてくれるようになったのです。今日はDloがオフェンス最大のキーマンだ🔐
一方、マブスはダブルチームで対策されFG%が落ち込んだルカよりもカイリーに主導権を握らせる決断をしました。
Maxはよく守れているのですが...やっぱりカイリーはカイリー、限度はあります。
このように、後半はオフェンスで互角でハイクラスな撃ち合いから幕を開けたのです。しかし‼️
ライブリーがアリウープミスで落下してしまいました。本日復帰絶望、お大事に。
このアクシデントでタイムアウトが取得され、フェーズ2へと移行します。
・敵の思う壺!心理戦の完全敗北
これからはカイリーが下がり、ルカがベンチ陣を率いる時間です。
前半はルカへのダブルチームを徹底、パスを強制しキックアウトスリーをあえて打たせる策で守ったレイカーズ。
不幸にもこのスリーが良い確率で決められたため、敵に順当な得点数を稼がれてしまいました。
しかし、私は「気にするな」と言いました。
その理由は、ルカにレイアップを打たれるよりかはマシだから。スリーほど外れやすいシュートは無い、つまり時間が解決してくれると思ったからです。
そして、レイカーズはコレを躊躇いました。無視できませんでした。
マブスはこの時間、ルカへのダブルスクリーンを指示しました。ホームズはそのままロール、ハーダウェイはポップしてスリーを狙う形です。レイカーズも去年よく使ってましたね。
このとき、レイカーズは前半で行ったダブルチームをせず、スクリーンでタイミングをズラされながらの1on1をルカに突破されてしまったのです。
こうなれば敵は何も困るコトがありません。定石通りルカのスコアリングに頼るだけで良いのだから。
この采配は信念を貫くタイプのハムさんらしく無かったなぁ。心理戦の完全敗北です。
一方のオフェンスもDlo&レブロン不在タイムで綺麗に決まらなくなります。ベンチ陣は焦らず、まずADを頼ろうぜ。
結果、20点差まで突き放されました。
コレは敗走の準備をすべきかもしれない😞
◯4Q
・しかしレイカーズは諦めなかった
いつかの試合のように、早々ガベージタイム入りを決断するかな...と思いましたが、そんなことはありませんでした。
4Q序盤、敵はルカとベンチメンバーの布陣を続け、レイカーズはレブロンとリーブス率いるベンチ陣のラインナップでした。
ここで、何故かルカへのダブルスクリーンが解かれます。あれだけ効いていたのに続けなかったのは、何か対策が飛んでくると察知したからでしょうか?
しかしこの憂いが裏目に出ます。ルカがトップからオフボールムーブするベンチ陣へパスしショットを狙わせる形を取りますが、全く決まりません。
流れを作るチャンス、レイカーズはオフェンシブにギアを上げる必要がありますが......
リーブスとレブロンが連続でスリーを沈め、13点差に追い詰めました🔥🔥🔥
もはや奇跡の反転攻勢です。このチャンス、無駄にしてはならぬぞ‼️‼️‼️
敵の緊急タイムアウトが明けてもなおレイカーズの火力は増し続けます。
急激に勢いが生まれた理由は「スピード」でした。グリーン、グラントといった名ディフェンダーに阻まれる前にさっさと得点に向かうことができたため、リーブス&レブロン主導でどんどん進撃しています。最初からやれよ
そして、レブロンはもはやミスマッチさえ作れば絶対にスコアしてくれる状態に。頼もしすぎるぜ‼️
逆に敵の失速はルカへのダブルチームが再開したことに起因します。よりルカ以外がショットを放つ場面が増えた結果、それが不幸にも外れ続けたワケです。3Qからやれよ
また、ルカがレブロンとのマッチアップを好んで攻めに行く形も多く見られましたが......レブロンはそんなに悪いディフェンダーではない、それどころか本来は名人級の守備力があります。
これをも見落としてしまったために敵はスコアの勢いを減らしたのです。
そして、これらの好守の一端を担っていたのがヘイズ。当noteでは「PnR守備で9割方ハードショウするヤツ」として馴染み深いかと思いますが、それが生かされたのです。
ガード相手にもある程度足が回り、なによりリバウンドに強くなれるためADと並んで採用される珍しい事態が起こっています。
しかし、レブロンがグラントとのハードコンタクトで膝を負傷してしまいます。
プレー続行は可能でしたが、ドライブの選択肢をほぼ潰された状況で攻撃力低下を案じたのか、ヘイズを下げDloを出しました。
・追い上げと敗北、責任はレブロンに
レイカーズの勢いが増す中、敵も喰らいつけています。
終始好調なカイリー中心に爆撃で応戦。一時同点まで追いつきましたが、3点差で残り数分を迎えることに。
レイカーズは接戦を勝ち抜くためにオフェンスで判断を強いられます。どのショットセレクションが最有力か、決める時が来たのです。
ここまでの2ポゼッションほどはリーブスへのダブルスクリーンからの打開がよく効いてていました。ここからは少しでも得点を増やすことが大切。
ここでコート内の意見が割れます。レブロンは自身での打開を、ADはリーブスへのスクリーンを望んでいるようなジェスチャーをしています。
私は後者のほうがいいと思ったが......レブロンの意見が優先されました。
結果、スリーミス。
次いで最後のポゼッション、ファールボーナスがあるので何かファールを貰うだけでも大きい。もちろんインサイドを優先して狙いたいのですが、レブロンがADへのパスを痛恨のミス。
そしてラストワンプレー、3点差でレブロンがスリーを放ち......
外れて惜敗です。
最後のスリーが外れるのは仕方がないと思いますが、その前2ポゼッションは完全にレブロンの判断ミスでした。
追い上げられたのはレブロンのおかげ、でも負けた責任もレブロンにある。
...しかし、何よりそれ以前のクォーターが酷すぎました。コレが1番の敗因だと思いますし、今日に関しては負けて然るべき内容でした。
切り替えよう。
◯本日のMVP
厳重な敵のディフェンスを避ける道を見出し、4Qの追い上げを生むきっかけとなったレブロン・ジェームズ👑
ただ、レブロンにも良くない場面はありました。今日は選手のパフォーマンスも、作戦もイマイチ褒められるモノでは無かったと思います。
さて、次戦からはロードトリップ(アウェー連戦)です。
初戦の相手はキャブス。あんまりレイカーズが得意なイメージはありません。
ドノバンが欠場濃厚ですが、天才プレーメイカーのガーラントに歴戦のシューター:ストゥルス、そしてモブリー&アレンの高い双璧が待ち受けています。
この大きさを突破できれば、宿敵ナゲッツを倒す道も見えてくるハズ。必ず勝て‼️‼️‼️
〜終〜
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