【2024年5月第3週版】レイカーズ関連リーク等情報まとめ&解説
こんにちは、スワッギちゃんです💜💛
さて、NBAは現在絶賛プレーオフ2nd round開催中。
歴戦の元強豪チームが軒並み敗退していったのと裏腹に、2つの山でGame7に突入するなど盛り上がりは冷めやらぬままです。
一方、レイカーズは今週も必死で新コーチ探しを行っていました。新たな候補に面談者の確定など、新情報も満載です。
そのほか、ロッタリーピックの順位確定、ドラフトコンバイン開催など来季へのステップが着々と踏まれています。
そんな今週について、レイカーズ関連情報をイッキにおさらいしましょう。
◯コーチKが暗躍?& サム・キャセールの急浮上
まずは新HC選定についての最新情報です。
なんとレイカーズのフロント陣は、バスケの名門デューク大学で40年以上コーチを勤めたマイク・シャシェフスキー氏(通称コーチK)から新HC選定のアドバイスを受けていたそうです。
現在新HC筆頭候補のJJ・レディックはコーチKの教え子。これで点と点が線で繋がりましたね。
コーチKは指導者引退後、NBA運営のコンサルタントとして雇われています。接触の機会があったのはそのためでしょうか。
ちなみにレイカーズは、かつてフィル・ジャクソン退任後のヘッドコーチをコーチKにオファーしましたが、断られています。
その後、アメリカ代表のコーチに就任したきりNBA界には参戦せず引退しました。
また、後を追うようにしてレイカーズが各アシスタントコーチとの面談を承認されたとの報道が。
その名簿にはジェームズ・ボレゴ、マイカ・ノリ、デビッド・アデルマンなど先週話題に挙がっていたコーチらと並んでサム・キャセールの名前が加わりました。
元NBA選手として有名なキャセールですが、引退後すぐにコーチングキャリアを始動。
ウィザーズで修行を積んだのち、現役最終年に優勝を果たしたときのセルティックスHC, ドック・リバースの下でアシスタントコーチを続けました。
元NBAポイントガードの現役ヘッドコーチといえば、ウォリアーズのスティーブ・カーやマーベリックスのジェイソン・キッド。司令塔として輝いた選手が率いるチーム、やはり夢がありますね。
約15年のNBA選手歴で3度の優勝を経験、さらには約15年のコーチングキャリアでジョン・ウォールやブラッドリー・ビール、シェイ・ギルジャス・アレクサンダーらの育成を経験。この上ない経歴です。
前述のインタビュー承認者にアトキンソンやレディック、スウィニー、クインらの名前が挙がらず困惑したファンも多いかと思います。
彼らは先週Athleticのヨハン・ブハ氏によって挙げられた候補者たちでしたね。
↓詳しくはコチラ
レディックに関しては現職候補者ではありませんので、オフィシャルな許可無しにインタビューを行えるみたいですね。
また、アトキンソンとクインについてはブハ氏から以下のように言及が。
ポストに含まれなかったコーチたちも、実際には面談参加者に含まれているみたいです。
しかし、先週挙がってたマーベリックスACのショーン・スウィニーについては触れられませんでした。
キャセールに代わって候補から外れたのか、その他としてまとめられたのかは不明です。
また、ブハ氏は新ヘッドコーチに求める要素として以下を挙げています。
これはハム元HC選定時にも言及されていたことですが、レブロンの引退前後両方をサポートできるヘッドコーチを探しているとのこと。
よって、コーチ探しはよりデイビスの意見を重視して行われているようです。
◯レブロンの息子、インタビューにて意味深発言?
続いてはレブロンとその息子・ブロニーについてのトピックです。
以前はUSCから転校して大学キャリア続行の情報が出ていましたが、ブロニーは2024年NBAドラフトへの参戦を表明しました。
練習中に心停止して倒れるなど健康面での心配もありましたが、ドクターからの健康証明は貰っているみたいです。ひとまず安心ですね。
レブロンは長年息子とNBAで共闘or対決することを夢見ているようですが、それについてインタビューされたブロニーは以下のコメントを残しました。
「NBAに入れるだけで光栄だ、親子共演は自分の夢ではない」と大人に回答しています。
えらい👏
また、現状ではブロニーがレイカーズにドラフトされなかったとしても、レブロンはレイカーズに残留すると見込まれているようです。
レイカーズが持つ2024年ドラフトの指名権は、17位と55位。ブロニーの適性順位は2巡目下位~ドラフト外とのことらしいですが、どうなるか。
一方、 レブロンは先日プレーオフ中のキャバリアーズの試合を観戦したことから「何か企みあるのではないか?」とも見られているそう。
ブロニーがキャバリアーズにドラフトされて.....なんて世界線も無いとは言えないかもしれませんが、今はまだ憶測の段階です。
ちなみに、ブロニーはNBAで自身に求められる役割について以下のように答えています。
デリック・ホワイト、ドリュー・ホリデー、デビオン・ミッチェルのような役割で勝利に貢献したい、とのことです。
上記3人はいずれも驚異的なディフェンス力が売りですが、加えてハンドラースキルやパスセンスも備えた名脇役。
スカウティングレポートではジョージ・ヒルやエイブリー・ブラッドリーと比較されているブロニー、既にエースが居るレイカーズとのフィットはなかなか良さそうですね。
◯「3人目のスター」候補に新たな名前が!
続いては賛否両論の「3人目のスター」について。
これを語る上で外せないのが、日本時間5月13日に行われたロッタリーピックの抽選結果。
トレイ・ヤング、デジョンテ・マレーら擁するホークスが、なんと2024年ドラフト1位指名権を獲得してしまいました。
これには「再建が加速する」「現状維持で再起を図る」両方の予想ができますが......
今のところは「トレイ・ヤングらを放出して再建する」と見られているそう。
よって、レイカーズによる「3人目のスター」獲得方針はより現実味を増すことに。
ちなみに、ポイントガードを欲していると噂のスパーズからの関心はそこまで高くないそう。
ヒート、ブルズ、ジャズ、ウィザーズあたりの情報も気になりますが、意外と上がってきませんね。
一方、上記2人と並ぶ候補のドノバン・ミッチェルはプレーオフで敗退。
噂によると、未熟なキャバリアーズの現状に不満を抱いているみたいです。球団側は延長契約に乗り気らしいですが、このままではうまく事が運ばないかもしれません。
こうして、ドノバンもまた放出の可能性が高まりました。
主に目をつけているのはレイカーズとネッツらしいですが、ヒートやロケッツも名簿に名を連ねています。
そして、なんと新たな「3人目のスター」候補が現れました。それは…
ブルズのデマー・デローザンです。
ロサンゼルスに近いコンプトン出身のデローザンにとって、レイカーズは地元のチーム。
ウェストブルック獲得前にもレイカーズ移籍の噂がありましたが、当時は合意までかなり間近だったみたいです。
しかし、契約の問題で実現には至らなかったとか。それでは、今年ならどうでしょうか。
2024-25シーズンのサラリーキャップは約141M, タックスラインは約171M, 1stエプロンは約179M, 2ndエプロンは約189Mとのこと。
上図をもとに考えると、レイカーズは今夏FAのデローザンを適切な金額で獲得するためにはサイン&トレードくらいの選択肢しかありません。
レブロン引退後を視野に入れてチーム運営を進めている今、高齢なデローザン獲得はリスキーな選択と言えそうです。
ミニマムサラリーや安いMLEで加入してくれるなら別ですが.......
◯ディアンジェロ、レイカーズと再契約か?
Lakers Dailyの情報源によると、レイカーズはディアンジェロと1年の大きな契約で再契約したがっているとか。
ディアンジェロは先週の報道にて、プレイヤーオプションの破棄でFA化が濃厚とされていました。
PO破棄後も所属元チームと再契約の資格は維持されるため、レイカーズはあくまで「トレード材料として」大きな契約を結ぶ方針を打ち立てているようです。
これについて、ディアンジェロ側とレイカーズ側の両方の損得を考えてみましょう。
まずはディアンジェロ側について。
現在約19Mのプレイヤーオプションで契約下にあるディアンジェロですが、今夏キャップスペースに余裕のあるマジックは彼により大きな契約をオファーすると見られています。
これが本当に提示されれば、金銭的にはマジックへ移籍するほうが得です。問題はマジックというチームを気に入るか否かのみ。
レイカーズとディアンジェロは起用方針の関係でやや険悪ムードと見られていますが、コーチ陣の一掃でそれが解消された可能性もあります。
ドラフト元のロサンゼルスを多少なりとも気に入っていたり、FAでの移籍が難しいトレード先への放出を望んでいたりする場合、ディアンジェロはレイカーズとの再契約を飲む可能性もありそうです。
続いてはレイカーズ側について。
この噂が現れたのは、恐らくオースティン・リーブスを中心としたアセットの過剰放出を避けたいからだと考えています。
ディアンジェロと大きく契約しておけば、サラリー合わせで有望株をどんどん巻き込む必要も無くなるため、現チームを大改造せずに済みます。
一方、仮にオフ中のサイン&トレードに至らなかった場合、再契約直後の選手はしばらくトレードできないルールの影響で嫌でもディアンジェロを数ヶ月かくまう必要が生じます。
さらに、レイカーズがディアンジェロを利用して取引したいであろうホークスにはトレイorデジョンテ、キャバリアーズにはガーラントと既にポイントガードが存在します。
よって、ディアンジェロの貰い手となる第3チームの介入はほぼ必須。このようなトレードは、やや起こしにくいかもしれません。
成功すればレイカーズのメリットがかなり大きくなる動きですが、ソースも少なく実現可能性については不透明。
妄想を膨らせながら続報を待ちましょう。
……いかがでしたか?
たった一週間で大きくチーム事情が変わってしまうのがNBAの面白さであり、恐ろしさでもあります。
今後もXやnoteにてレイカーズ関連情報を更新し続けますので、ぜひご覧下さい。
また、質問箱も24時間募集中です。話題を気軽に振ってくださると助かります。
それでは、良いオフを!!
終