「お花見アート展」・レポート
左京西部ふれあいサロンにて、3月20日~24日に「お花見アート展」が開催されました!
世界ダウン症の日記念企画 バディウォーク@京都2024
「お花見アート展」
2024年 3月20日(祝)~3月24日 11:00~15:00(初日のみ10時から)
左京西部ふれあいサロン (〒606-8206 京都府京都市左京区田中馬場町20)
※バディウォークは鴨川デルタから左京西部ふれあいサロン
【主催】 At-Kyoto
【助成】 公益財団法人京都オムロン地域協力基金
【後援】 京都市・京都府・京都市教育委員会・京都府教育委員会・京都市社会福祉協議会・京都府社会福祉協議会・京都市上京区社会福祉協議会・京都市左京区社会福祉協議会・公益財団法人 京都新聞社会福祉事業団・公益財団法人日本ダウン症協会・京都ダウン症児を育てる親の会(トライアングル)
【企画】おんらく市場
【デザイン】カズマキカク
【協力】左京西部いきいき市民活動センター/スタジオぐるり/すわるぱキッズ/チームKUSABI
イベントについて
3月21日は国連が制定した国際デー、世界ダウン症の日。
”世界ダウン症の日2024”を記念してAt-Kyotoが企画した「お花見アート展」の協力団体として、左京西部いきいき市民活動センターが参加しました。会期中は、左京西部ふれあいサロンを主会場として、様々なイベントが開催されました。
※このレポートはAt-Kyotoの報告書より一部を抜粋したイベントのレポートです。
バディウォーク ~かもがわチンドンパレード~
雨天大荒れの天気予報の中、それでも集まってくださった方々と、一瞬の奇跡の晴れ間をぬって、賑やかに歩きました。
楽器を持ってのパレード予定でしたが、雨に濡れても大丈夫な楽器だけを手にバディーウォーク。
会場に到着してから改めての演奏で、賑やかに盛り上がりました。
廃材アートワークショップと福祉施設アート作品展示(スタジオぐるり)
会期中、”お花見アート展”と称し、福祉施設で実施されたアートワークショップ作品の展示が会場を彩りました。
出展施設:
(社会福祉法人京都ワークハウス)上京ワークハウス、すてっぷ糸屋
(社会福祉法人世光福祉会)イマジン
(京丹波町社会福祉協議会)京丹波町共同作業所、丹波支所、瑞穂支所、和知支所
(社会福祉法人なづな学園)すずしろ
今まで施設の中で短い期間のみ展示されていたものが、施設を飛び出し、多くの方々に触れて頂く事ができたと同時に、作品に関わった皆様が、連日のように足を運んでくださりました。
ベビー&キッズ用品交換会(At-Kyoto)& バルーンアート & ふれあい食堂
毎月第3土曜日に、この会場で実施している交換会も同時に開催。いつもの交換会ユーザーも多く足を運んでくださって、いつもとは違う賑やかな展示と、その他の企画も楽しんで頂くことができました。
きょうとWAKUWAKU座の皆さまがたくさんのメンバーでバルーンアートしに来てくださったり、毎月第4木曜日に行っているふれあい食堂も同時開催。遊んだり食べたり、いろんな地域かから集まった老若男女が混じり合って過ごせた事は、それぞれにとって贅沢でしあわせな時間となったことが、会場を後にするその表情から感じられた優しい時間でした。
かたりば ダウン症関連情報図書館 (At-Kyoto)
夏から毎月2回、At-Kyotoが日本ダウン症協会の相談員として上京区役所の4階和室で開いている、ダウン症に関する相談と情報の窓口”かたりば”。
そこに並べている書籍や冊子、情報を閲覧できるコーナーを設置。貸し出しも行い、この機会に借りて行ってくださった方もあり、ダウン症のある子育て当事者だけではない多くの方々にも手に取っていただくことができました。
出張ダウン大茶会(ポケット21京都)
上京区と北区で定期的にダウン症のある子育て仲間が集まれる場を作っているポケット21京都のブースも設置。来場者の交流のサポートと共
に、現在一緒に取り組んでいる、ダウン症のある子育てのスタート地点に立ったご家族をサポートするための冊子”family”制作のための募金を呼び掛けたり、その内容を見ていただくコーナーも設置しました。
おにぎり食堂 (チームKUSABIとその仲間たち)
2日間おにぎりと豚汁とフルーツポンチをメニューとして、小さな子から年配の方まで、みんな一緒に温かい豚汁と握りたてのおにぎりを頬張りました。大広間で食事するみんなの姿は、まるで大きな家族の様でした。
影絵と太鼓とへんぽこおどり(すわるぱキッズ)
去年一年、左京東部いきいき市民活動センター主催で、影絵とアートと交換会のコラボ企画をAt-Kyotoと共に取り組んできたすわるばキッズ。影絵と身体表現は見て聞いて感じて、一緒に体動かして太鼓叩いて楽器鳴らしてと、とにかく賑やかな時間になりました。
南京玉すだれ(地域の皆さま)
地域の皆さまによる南京玉すだれは、大人数での圧巻のパフォーマンスでした。そのバリエーションの豊かさと惹きつける力は抜群で、その後の体験も子どもたちの目はキラキラしていました。
おわりに
多くのプログラムが実施された日、ゆったりのんびりの日。室内だからこそ出来た事、5日間あったからこその景色など、多くのものを感じた時間でした。
ふれあいサロンにいらっしゃる地域の方々、他の事業でかかわっている地域の方、毎月開催している廃材アート、ベビー・キッズ用品交換会、ふれあい食堂の主催者や協力者・参加者などなど、たくさんの人が交わる機会となり、まさにサロンオールスターといったようなイベントになりました。
At-KyotoのWebサイトには過去の動画も多数掲載されていますので、興味を持たれた方はぜひご覧ください。
(写真撮影:長谷川慎也)