「ようせい・アート・むら」第3回:ジャグリングしてみよう!
子ども向け夏休みアート体験企画「ようせい・アート・むら」の第3回が8/12(月・祝)に行われました。今回は「Juggling Unit ピントクル」の山下さんと中西さんに来ていただき、ジャグリングを体験してみました!
各参加者のそのときの希望に沿って触ってみる道具を変えてみたりと、柔軟に回は進んでいきました。
この記事ではジャグリングの道具別に振り返っていきたいと思います。
第1回目の様子や「ようせい・アート・むら」については下の記事をご覧ください。
ボール
その場の雰囲気でボールを触ってみることから始まったジャグリング体験会。
「3つのボールを投げる!」という最終目標に向かって、段階を踏んで練習していきます。
1つのボールを投げてみる
まずは1つのボールから。
右手で投げたボールを左手でキャッチ。今度は左手で投げて右手でキャッチ。これを繰り返していきます。
ボールと腕の軌道で8の字を描くように回していくのがコツだそうです。
2つのボールを投げてみる
次にボールの数を増やして2つで挑戦します。
右手と左手に1つずつボールを持った状態でスタンバイ。
その状態で右手のボールを投げます。そのボールを左手でキャッチするまでに左手のボールを投げます。すると、右手にあったボールは左手に、左手にあったボールは右手に移動します。
今度は逆の順番で、左手から投げて同じ動作をしてみます。
さらに慣れていったら、右からの動作と左からの動作を交互に何度も繰り返してみます。
利き手は上手に扱えるのですが、最初は逆の手で投げるのが難しいですね。
3つのボールを投げてみる
さらにボールを増やして、3つ!
右手に2個、左手に1個のボールを持った状態でスタンバイ。
その状態で右手のボールを1つだけ投げます。そのボールを左手でキャッチするまでに左手のボールを投げます。次は、左手で投げたボールを右手でキャッチするまでにもう一つの右手のボールを投げます。あとはその繰り返し・・・
ボールが2つのときと要領は同じなのですが、それを連続でテンポ良く続けるのにはすぐには難しそうでした。
ただ、触っているうちに「わかった!」という声が口々に出てきて、道具と体の絶妙な感覚をそれぞれ発見しているようでした。
デビルスティック
一つの道具を触ってみるとそのまま黙々と触り続けてしまうのは、ジャグリングの魔力ですね。
好きなタイミングで休憩も取ってもらいつつ、他の道具も触ってみました。
「デビルスティック」をご紹介します。
両手に棒(ハンドスティック)を持ち、その棒でもう一つの棒(センタースティック)を叩いて、浮かせたり、回したりするジャグリングです。
まずはセンタースティックを地面から浮かせていくのを練習します。
叩く強さや、叩くポイント、スティックを持つ位置や角度・・・
スポーツやダンスと同じで、コツがあってもそれを言葉だけで全ては伝わりきらないものです。
しかし、やはり触っていると「これだ!」という感覚が生まれてきて、いつの間にかできるようになっていたりします。
講師のお二人が各参加者の上達段階に合わせてアドバイスをくれるおかげで急に技ができるようになったりもしていました。
シガーボックス
シガーボックスも触ってみました。
腕は2本しかありませんが、その2本の腕で3つの箱を動かします。箱を空中で持ち替えたり、箱の向きを変えたり、箱を手離して宙に浮かせている間に体を1回転、といった技があります。
重要なのは「ひざ」です。
箱から手を離すときに、箱を投げるのでもなく、ただ手を離すのでもなく、「ひざをうまく使って」手を離します。そうすると、箱の対空時間も長くなり、位置も固定されたままになります。
技によってはこれを応用して、膝ではなく、腕の振りを使って横方向に箱を維持させる方法も試してみました。
慣性の法則を実感しますね!
ハット
ジャグラーは触ったものでなんでもジャグリングします。
飲んでいるペットボトル、背負っているカバン、読んでいる本。授業中に回しているペン回しもジャグリングの一種ですね。
帽子(ハット)のジャグリングもあります!
帽子をクルクル回してみたり、体の周りを転がせてみたり、投げて頭にかぶってみたり。
バスケットボールやサッカーボールと似たような動きもあるのが意外でした!
どんな帽子でもジャグリングはできますが、ジャグリング専用の帽子というのも売られていて、それを使うと確実にやりやすくなります。
帽子に限らず、ボールもデビルスティックもシガーボックスも、ジャグリング専用のものがあり、体への馴染み具合が全然違います。
おわりに
色々な道具を触ってみましたが、1つの道具をずっと触っている人や、順番に練習する道具を変えてみる人など、時間の過ごし方が人それぞれでした。
好きな道具も人によってそれぞれで、その「それぞれ」に寄り添って指導をしてくれたピントクルのお二人でした。
ありがとうございました!!
次回:ハイザイでクラゲを作ろう!
次回、第4回は8月22日(木)に工作(ハイザイアート)をします。
スタジオぐるりさんを講師にお呼びし、廃材でクラゲを作ってみます。
また、同じ日の12:00からは「ふれあい食事会」も開催!
さらに、工作の後には、デルフェスTシャツをみんなで作ってみます!
ぜひぜひご参加お待ちしてます🙌
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