【売れてます】大橋勇、有料長編小説三本、ただ今、冒頭無料公開中。小説家兼営業マンになる
現在、これら三本の小説を有料公開している。
自分が思ったより、売れてないから、「売れてない」と書いてきたが、商売をするならば、ある程度は売れている事実があるのだから「売れてます」と書いた方が宣伝効果はあると反省した。
私は商売をしたことがない。
だから、売り込むコツを知らない。
私はこのnoteで小説を売るならば、小説家であると同時に営業マンでなくてはならないとようやく気づいた。
ただ一貫しているのは、私の長編小説は「良い」という自信である。
もしかしたらエンタメ的に面白く読めないのかもしれない。しかし、最後まで通読すればその「良さ」がきっとわかってもらえるはずだ。
それをわかっていただくためには、購入していただかねばならない。
どうしたら、購入してもらえるか。
その一策として、冒頭を無料公開した。書店に並ぶ紙の書籍の小説を見ると、必ず帯という物がついており、そこに読者を誘う短い言葉が書かれてある。しかし、noteでは帯に当たる物が存在しない。小説の冒頭に挨拶文を載せるユーザーもいるが、それは作品内に宣伝文句を書き込むような気がして私にはできない。そうなると書店では手に持って冒頭を立ち読みできることに注目し、やはり冒頭は無料公開した方が良いと思いそうした。
上の三本の小説をざっと紹介しようと思う。
まず『空中都市アルカディア』であるが、これは私が初めて書いた長編冒険ファンタジーである。超未来という舞台設定だが、自然に読めると思う。スケートボードのような、乗り物「ホバーボード」が出てきて、それを使ったアクションシーンが重要になる。冒険小説と言うよりアクション小説かもしれない。第一部では、空中都市アルカディアに昇るための受験勉強や部活動が描かれ、未来小説という感じはないと思う。第二部は空中都市アルカディアに昇ってからの物語である。そこではアルカディアの真実が明かされ、主人公たちの悲劇が繰り広げられる。
この小説、五百円の設定がされているがすでに購入者がいるので値下げはできなくなった。ただ、五百円どころか千円以上の値打ちはあると思うのでぜひ購入していただきたい。
次に、『地下世界シャンバラ』を紹介しよう。
これは『空中都市アルカディア』の次に書いた冒険ファンタジーでマンガのような武術による活劇が繰り広げられる。地下世界に理想の仏国土シャンバラがある。そこをめぐっての、主人公たちと、山賊と、大国の将軍の争いに従って物語が進む。私の作品の中で最もマンガ的作品だと思うので、もしかしたら、一番読みやすいかもしれない。三百円の設定である。
最後に、『アトランティス世界』を紹介しよう。
これが掲載した中では一番新しい。
イギリス人古生物学者ガラパゴスとその甥のマイル少年は船でニューヨークを目指すが、船長のジョンと船員のハックとドギーが海に落ち、乗客のふたりを残して船は遭難してしまう。そして、辿り着いたのが、大西洋の真ん中にあるはずもない大陸アトランティスだった。そこは恐竜の生きている世界で、権力者の勢力争いがあり、ガラパゴスとマイル少年、そして、ジョンとハックとドギーはその権力争いの中に巻き込まれてしまう。恋物語も含む冒険物語だ。生きるとはどういうことか、結末までそのテーマが貫かれているはずだ。ぜひ読んで欲しい。三百円ならば安いと思う。
以上、セールストークをしたが、下手くそだろうか?
セールストークは今まで修行してこなかったから素人だが、物語については三十年以上考え続けている私である。この三本にはその成果が出ているはずだ。
四作目『アラビアン・アラジン』もこの三本の売れ行きを見て、いつ公開するか決めようと思う。