【短編小説】僕とチョンチョン
小学二年生の僕には彼女がいる。
彼女はクラスでも人気のある子で、つまり可愛い女の子だ。
僕は学校の休み時間などで彼女が友達と立ち話をしているときなど、彼女の後ろにしゃがんで、お尻の匂いを嗅いだりしている。これが素敵なんだ。彼女はときどき僕を煩がって、お尻を振ってその柔らかい肉で僕の頬を叩くのだけど、それがまたいいんだ。
僕はエッチなことをひとつひとつ経験していきたかった。
彼女のお尻を触ったり、スカートを捲ったりしているうちに、僕はある疑問にぶち当たった。僕は彼女の何を狙っているのだろうか?お尻だろうか?たしかにお尻も十分魅力的なのだが、それ以上に魅力を感じるのは、彼女の前のほうだ。あそこはどうなっているのだろう?僕は男の子だし、兄弟は弟がふたりいるだけで女の子とお風呂に入ったことなどないから、女の子のあそこがどうなっているのか知らなかった。第一、男にはそれがあり、「チンチン」と名前があるのに、女には無いのだから、その無いものに名前があるのだろうか?それが疑問だった。そう思った僕は翌日、学校で彼女に訊いてみた。
「ねえ、美結ちゃん。男にはチンチンがあるのに、女にはチンチンが無いよね。女のあそこはなんていう名前なの?」
「え?・・・『チョンチョン』かな?」
彼女は笑って言った。
僕は悟りを開いたみたいに、世界が広がった気がした。
「そうか!わかった!男にはチンチンがあり、女にはチョンチョンがあるんだ!」
その夜、僕は興奮して眠れなかった。
布団の中で思った。
「ああ、チョンチョンか。見てみたいな。そうだ、明日、美結ちゃんに見せてもらおう!」
そして、翌日、学校に行くと、さっそく僕は教室で美結ちゃんに会うなり、訊いた。
「ねえ、美結ちゃん。チョンチョン見せてよ」
美結ちゃんは笑って言った。
「え?ここで」
「嫌かな?じゃあ、家でもいいよ」
美結ちゃんは言った。
「じゃあ、今日、放課後、うちに来て」
「うん、わかった」
学校が終わると、僕は美結ちゃんと一緒に彼女の家に行った。二階建ての住宅で、玄関の鍵を美結ちゃんが開けて入った。美結ちゃんの両親は共働きで、お母さんは五時を過ぎないと帰ってこないのはわかっていた。
僕は二階にある美結ちゃんの部屋に上がって、ランドセルを絨毯の床に降ろした。
その部屋は学習デスクとベッドとタンスがある洋間だった。
「じゃあ、美結ちゃん。チョンチョンを見せてよ」
僕が言うと美結ちゃんはコクッと頷いて、部屋のレースのカーテンを閉めた。そして、床に座っている僕の前に立って、スカートを捲り挙げた。そこにはフリルの付いた、可愛い女の子の白いパンツがあった。少し黄ばんでいた。
美結ちゃんは言った。
「脱がせていいよ」
僕はパンツのゴムに手を掛けた。でも、思った。
「いきなり、目的を達成するのはもったいないよな」
僕はスカートの中に顔を入れ、美結ちゃんの股間に、パンツの上から顔を押しつけた。
美結ちゃんは優しく僕の頭を撫でてくれた。
「ああ、どうするの?修君」
「ちょっと、こうしてパンツの上からその匂いと感触を楽しみたい。ねえ、床に寝てくれないか?」
「こう?」
美結ちゃんは絨毯の床に仰向けに寝た。
僕は美結ちゃんのスカートに顔を入れたまま、寝転んだ彼女の股間に顔をつけてその匂いと感触を楽しんだ。
「ああ~、いい香りだ」
僕はしばらくパンツの上からのチョンチョンを楽しんだ。
そして、満足すると、パンツのゴムに手を掛けてそれを下げようとした。しかし、寝ている状態でパンツを下ろすのは難しかった。
「ねえ、腰を上げてよ」
僕がそう言うと、美結ちゃんは寝たまま腰を浮かしてくれた。僕はパンツをスルスルっと下げた。
僕の前に生まれて初めて見るチョンチョンが露わになった。
そういえば、幼稚園の頃、水泳の前の着替えで女の子の股間を見たことはあったけど、こんなに間近で見るのは初めてだった。
いつまでも腰を浮かしている美結ちゃんに気づいて僕は、「もう、腰を下ろしてもいいよ」と言った。
「ねえ、美結ちゃん。舐めてもいいかな?」
「いいよ。好きにして」
僕は彼女のチョンチョンを舐め始めた。
素敵だった。
初めての感触、初めての味だった。
柔らかく、美味しかった。
美結ちゃんは舐め続ける僕に言った。
「どう?」
「とてもいいよ。こんなに素晴らしいことは人生で初めてだ」
「美味しい?」
「うん、とても」
「あ、なんだか、気持ちよくなってきて、オシッコがしたくなってきた」
「え?」
「トイレに行かせて」
「オシッコがしたいの?」
「うん」
「じゃあ、僕の口の中に出していいよ」
「え?」
「僕が飲んであげる」
「でも、汚いじゃない?」
「汚いもんか。美結ちゃんの体から出るもので汚いものなんかないよ」
「じゃあ、どうするの?」
「立ち上がってよ」
美結ちゃんは立ち上がった。僕は一瞬離れた顔をもう一度彼女のチョンチョンにつけて言った。
「いいよ」
「え?」
「オシッコしていいよ」
「ここで?」
「うん、ここで」
「ダメよ。絨毯が濡れちゃうし、修君の服も濡れちゃうじゃない?」
「そんなの気にしなくていいよ。今、僕は人生で最高の場所にいるんだよ」
「人生で最高の場所?」
「君の部屋、君のスカートの中、ナマのチョンチョンを口につけている。こんな素晴らしい環境は他にないよ。僕にとって人生で初めての経験なんだ。オシッコをしてよ。僕の口の中に」
「うん、わかったわ」
すると、僕が口をつけていたチョンチョンから液体が出てきた。初めは申し訳なさそうにチョロチョロと、途中から強い水圧で僕の喉を刺激した。
「あああああああ」
僕はそれをすべて口で受け止められず、キラキラした液体が、口から溢れてしまった。僕の首筋を伝わり僕の服が濡れた。あるいは直接正座している僕の膝が濡れた。床の絨毯も濡れた。でも、僕は後始末のことなど考えなかった。この瞬間さえ良ければそれで良かった。
オシッコは盛大に僕を濡らし、ようやく止まった。僕はオシッコが出ているあいだじゅう何度もゴクゴクと飲み込むことを繰り返した。それは泉に湧き出る豊かな清水のようだった。
僕は彼女にまた寝て欲しいことを告げた。彼女もウットリとした表情をしていて、僕の言葉に従った。
オシッコの染みこんだ絨毯の上で彼女は仰向けになっていた。
僕は裸のチョンチョンに顔を押しつけた。静かに口をその柔らかな膨らみに押しつけ、眼を閉じた。
「ああ、僕は幸せだ。永久にこのままでいたい」
僕はそのまま眠ってしまった。
永久に・・・。
(了)