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すべての人が英語の話せる世界。そんな世界にゃさせねえぞ!

今日、ジョン・レノンの『イマジン』のことを考えた。
彼は英語話者だけど、言語のことはどう考えていたのかな?
宗教がない世界になるといい、みたいに言うけども、それ以上に世界をひとつにするものは言語の壁を壊すことじゃないかな。でも、世界中の人が英語話者になるというのは、絶対に違う気がする。
俺は恥ずかしながら三十五歳くらいまで英語を諦められなかった。
大学を卒業しても英語が出来ず、それでも世界への窓を開くために英会話を勉強していた。
外国人の友達なんていなかったのにね。
でも、英語を諦めたとき気づいたんだ。
英語は世界の共通語になるべきじゃないって。
いろんな言語があるから、いろんな文化が生まれるんだ。
宗教の違いがあるのも世界にとっていいことだと思う。
だって、いろんな価値観があったほうがいいじゃないか。
俺は日本語で小説を書くよ。
日本語を滅ぼさせてたまるかよ。
英語なんてできなくても立派に生きていけることを証明してやる。
すべての人が英語の話せる世界、そんな世界にゃさせねえぞ!

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