vol.2 未来づくり会議
新型コロナウイルスの影響により、開催規模を縮小した今回の会議。都合がつく方はかなり限られてしまったはずですが、そんな状況下でも17名 が集まりました。
話し合いのテーマは、「めぐるみらいを実現するために、どんな課題にどう取り組んだらいいだろう?」。
まずは、SDG s (持続可能な開発目標)や町が進める電力事業(シュタットベルケ)について、おさらいをかねて説明いただき、その後、社会福祉・環境・経済と、参加者の関心にあわせたグループにわかれて、話し合いがスタート。緊張もあり、自己紹介こそおずおずとした雰囲気で始まりましたが、みなさん課題感が明確で、その後はかなり活発に、でもおだやかに意見を交わし合い、高揚感が場を包んでいきました。
社会福祉班では、利害や立場を超えて、対話の場をもっと増やしていけたら、という軸で話が進行。環境班では、自然環境への意識や地域の自給率を上げていくために、もっと行動していかなければ!という意見が強く挙がりました。経済班では、一次産業を中心とした町の仕事の後継者がいないこと、もっと地元の資源を住んでいる人自身が知り、アピールする重要性や地域内のエネルギーを地産地消できたら、など的確な意見が挙がっていました。参加者の皆さんは、最後まで集中がとぎれず、「住民同士で意識を高めあっていこう」「こうした話し合いがあることは、町の希望」そんな熱い声が飛び交っていました。
ここでまとめた意見は、年度内には役場 のH Pで確認できるようになるほか、めぐるみらいを実現するための活動支援を検討する際、有効に活用される予定とのこと。こうした会で出た声をひろいあげ、この場にとどまらず対話の輪を広げていく。遠回りなようですが、その積み重ねが、町の未来、ひいてはSDG sが掲げる「誰も取り残さない」という目標の達成につながる。そんな気持ちにさせてくれる会でした。
※ 本会議は 、手指消毒 、マスクの着用など感染予防を徹底した上で実施しました
※ この会議は、2021年1月16日(土)に開催しました
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