vol.1 地域循環共生圏 体験会
SDGsや地域循環共生圏・・・言葉で理解しづらい内容を、少しでも「体感」できるよう開発された「SDGs de 地方創生 カードゲーム」。このゲームの体験会に、約4 0人の参加者が集まりました。
まずは基礎となるSDGs についての説明を聞きます。「うう、やっぱりむずかしい」、ゲームのルールも「なんだか複雑。いまいち理解できない…」そんな声が聞こえるなか、ゲームスタート。まず、「商店主」「NPO」「行政職員」など、それぞれ役割と目的が与えられ、参加者は各自の目的達成と、参加者全員でよりよい町を実現することの両立をめざし、奔走していくことになります。
ルールは複雑でしたが、実際やってみると、交渉の面白さや目的を達成する楽しさ、自分の行動が町に変化を与える驚きなどに、すぐにみんな夢中に。みんなが積極的に動き、主体的に楽しくまちづくりに取り組んだ結果、すばらしい町ができあがりました。
「現実はカードゲームほど甘くない」そんな声も聞こえてきそうですし、実際そうだと思います。ですが、対話や交渉の可能性が体感できると、現実での一歩も踏み出しやすくなりそうです。
振り返りでは講師から、「風が吹くと桶屋が儲かる」の落語のように、すべての課題や物事はじつは自分につながっている=「連鎖」が課題解決のキーワードという話がありました。自分の行動が思わぬ形で町に影響を与えるこのゲームを体験してからだと、「確かにそうかも!」と納得。
最後に、「シュタットベルケも根幹は同じ。みんなでつくる、みんなの会社をめざします」と町役場の赤岡さんから話がありました。
大成功のゲーム同様、様々な困難はあれど、それぞれの役割を生かし合えたら、現実の町もどんどんいい町になっていくのではないか。そんな期待高まる体験会でした。
※ この体験会は、2020年12月19日(土)に開催しました
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?