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SUL注目チームインタビュー#13「勝利の女神・明治リラ」明治大学
Shadowverse University League(シャドバ大学生リーグ)の運営を行っている“SUL学生実行委員”では参加サークルや選手に注目したインタビューを行い、大学生リーグならではの視点でシャドウバースの競技シーンに切り込んだ記事を発信する。
第12回の東京都立大学の皆さんへのインタビューはコチラ↓
(https://note.com/svul_pr/n/n6ae26a3e85d3)
「SUL注目チームインタビュー」第13回目となる今回は、今年度の1st Season GRAND FINALS(以下、「GF」という。)進出決定戦に出場された明治大学の皆さんにお話を伺いました!
ご協力いただいた方
明治大学シャドバサークル Lila (@meijiuv_sv)
つむり選手 (@kt26lie)
シャドウバースはリリース時からプレイしている最古参勢。
RAGE Shadowverse(以下RAGEという。)では何度もDay2に進出するなど、確かな実力をもつ。
クラスとしてはネクロマンサー、ネメシスを好んで使う。
ハンドルネームは以前プレイしていたゲームにあった「かたつむり」という職業に由来するとか。
こゆき選手 (@meijiuv_sv)
チームでは、ほかのメンバーに合わせたデッキ選択を行い、使用率の高いデッキに対してメタを張れるデッキ好んで使う。
シャドウバースをはじめて5年ほどのかなりの古参勢。
RAGE Day2進出複数回に加えマネーフィニッシュの経験もありとその実力は確か。
ハンドルネームは好きなキャラクターに由来するという。
女神選手 (@Nezumi_789)
シャドウバースを競技的に取り組み始めたのはリナセント・クロニクルからと、この中ではフレッシュマン。
RAGEプレーオフ進出に加えて、Shadowverse 最強チーム決定戦 powered by RAGEでは準優勝と、高い戦績も残している。
ハンドルネームは好きなキャラクターにちなんだものになっているとか。
Page1 サークルの特徴
・日々の練習
━みなさんは普段どのくらい練習されますか?
つむり:結構個人でやっている感じです。週に1度集まって模擬戦をやる感じで、他は壁打ちなんかしたい時には個人で募っています。
━リーグ期間外には集まらない時も多かったり?
つむり:そうですね。言われてみれば(笑)
━と、なると練習は一度にどれくらいされているのでしょうか?
つむり:前シーズンのGF進出決定戦前には試合の1週間ほど前からほとんど毎日集まって練習してました。
女神:GF進出決定戦1週間前になると「テストやばい!」みたいな感じで毎日集まりだした気がします(笑) 基本的に3~4時間なのですが、壁打ちなどを始めるとそこからさらに時間が伸びますね。
━壁打ちはチーム内でやっているのを他の選手が見ながらやっているのでしょうか?
つむり:そうですね。チーム内で2人がやっているのを観戦して、その後に反省会をするみたいな。壁打ちをして終わりだとどこがダメだったかなど、流しちゃいがちなのでしっかり振り返るようにしてます。
ーとにかく試合数をこなして、というチームもあるみたいで結構珍しいですね。
つむり:全部はできないんですけど、いくつか選択肢をピックアップして、そこについて話していくみたいな感じで。
―ちなみに、アマチュアチームに参加している人は?
つむり:女神さんがリーダーを務めているチームに所属している方が多いです。(なすのさん、こゆきさんが所属している)
こゆき:僕に加えて、なすのさんが入っていて。自分がインカレで2ndSeasonから参加することになったのもそのチーム経由で。
つむり:ほぼ同じチームで、僕だけ入ってなくて仲間はずれみたいな(笑)
女神、こゆき:(笑)
ーなすのさんがそのチーム経由で入られたということですが、それ以前に大々的にインカレメンバーの募集などは行なっていましたか?
つむり: サークルでは表立って募集はしていなくて、先輩が大学生リーグに参加したい人を見つけてきて、個人経由で参加してもらうというのが多かったと思います。
ーここから、インカレメンバーをさらに募りながらA、Bチームを作っていくということも考えておられますか?
つむり:チームが増えれば突破率も上がるので、可能であればという感じなんですが、インカレが1枠な都合でうちから最低2人増やさないといけないということでしっかり取り組むには今の形がいいのかと。
ーつむりさんと女神さんはどういった経緯でご自身の大学のチームに参加されたのでしょうか?
つむり:僕の方が入ったのは大学1年生ごろで、大学生リーグの存在を知っていて、そこに調整しながら参加してという目的があって参加した感じになります。
女神:僕は今年ですね。前々からサークルの存在は知っていたのですが、敷居が高くて…… ある程度実績を残してから参加しようと思っていたらいつの間にか4年生になっていまして(笑)そんなときになすのさんから一緒に大学生リーグに参加しませんかとお誘いを受けて参加することになりました。
ー4年生のタイミングで新しいサークルに入るのはすごいことですね。
女神:なすのさんの後押しが大きかったですね。
つむり:「何かやろう」というのも、なすのくんからの発案が多くて積極的に言ってくれています。
ーなすのさんはチームでのリーダー的存在になるのでしょうか?
つむり:来年度以降も参加する時にはリーダー的な存在になると思います。
ーこれからにも期待したい選手ですね。
つむり:(笑)先月も地方大会優勝とモチベーションも高く頑張ってくれています。
Page2 戦術について
・デッキ決めについて
ー普段は誰がどのデッキを使うか使うかなど、どのように決めていますか?
つむり: 最初に持ち込むデッキを確定させるのではなく、その時々でそれぞれが1番手に馴染むようなデッキを持ち合って相談しながら決めることが多いですかね。各々のデッキの得意不得意があるので、デッキの立ち位置というよりかはそれぞれの練度、プレイングが整っているデッキを多く選択しています。
ーメタデッキのお話もありましたが、メタデッキを採用した持ち込みのなることもあるのでしょうか?
女神:個人で出場する大会ではそうなることも多いですが、大学生リーグでは割と王道の持ち込みも多くなってます。
こゆき:個人で出場する際はメタ読みに合わせていても、リーグ戦は同じく王道で行くことが多いですね
ー他のメンバーの持ち込みと相談しつつという感じですね。
女神:チーム戦なのでメタ持ち込みをした結果負けたら、「強いデッキ3つでいけばよかったな〜」と後悔するよりかは強いデッキを使って負けたらドンマイ、というマインドの方がチームとしてはいいのかなと。
ーその投げ順についても皆さんで話し合ってという感じでしょうか?
つむり:他大学もそうかと思うんですけど、相性表なんかを見ながら決めています。
ー他だとルーレットで決めてみたり、逆に1人が決めてという形もあるのですが、全員で話し合って決めているのでしょうか?
つむり:1番勝つ自信がある人が行って、みたいな感じで。ここは理屈だけじゃなくて、試合に対するモチベーションなんかも大切だと思っていて。そこで決めることも多いですかね。
ーチームとしても個人としても強いといった印象を受けますがずばり、強さの秘訣とはなんでしょうか?
つむり:今年から女神さん、なすのさん、こゆきさんが加わってやっているのですが、やはり女神さんのアマチュアチームのメンバーが強くてというのもあると思います。
ー情報をいただいたりということもあるのでしょうか?
つむり:どうなんですかね。
女神、こゆき:(笑)
つむり:そこは企業秘密?(笑)
女神:そこで得た知見を使っていると、まあ知識を横流ししているとも言えるかもしれないです(笑)
ーやはり、女神さんの存在の影響力が強いですね。
女神:それで言うとなすのさんのモチベーションが高くて。
こゆき:そうですね。
女神:アマチュアチームの方でも意気込みを書き込んでいたりして。やる気がすごいなと、感心してますね。
ーそれはすごいですね。どういった意気込みでしょうか?
女神:数時間前のものだと「EOP環境の大学生リーグに勝って、FOH環境のプレーオフにも行きたい」とか書いてますね。
ー"アツい"方なんですね。
つむり:以前の試合でも0-2から最後しっかり勝った時、本当に嬉しそうにしていてかける意気込みがすごいなと改めて感じましたね。
ーチーム内で〇〇な人は?という質問もするのですが、モチベーションがあって、アツいのはなすのさんになるのでしょうか?
つむり:そうですね。1番アツい漢だと思います。
ー同じように、ムードメーカーであったり、知識は1番という方はどなたでしょうか?
つむり:それでいうと知識は先輩方にも頼っているところがあります。プレイについてはここはこうした方がいいよなど、デッキに対してもアドバイスを貰いました。
ーその方々は大学を卒業されておられるのでしょうか?
つむり:卒業しています。でもアドバイスは未だにくれている感じですね。結構調整や壁打ちも見てもらっています。
ー思わぬ縦のつながりもあったんですね。
つむり:結構お願いして付き合ってもらっているという形ですが、ありがたいことです。
ー大学生リーグの話の延長にはなりますが、ライバル視しているチームがあるとしたらどこでしょうか?
つむり:どうだろう…まあ、第5ラウンドで対戦する慶應大学は前シーズンのGF進出決定戦で負けた相手で、ここで勝つか負けるかでプレーオフ進出が決まるということもあり絶対に勝ちたいなと思います。
Page3 私生活とシャドバ
ーリアルで同じサークルのメンバーとあったりする機会はあるのでしょうか?
つむり:この前、GF進出決定戦のときにはシーズンお疲れ様会ということで集まって飲みに行ったこともあります。せっかくなので、次シーズンへの意気込みも兼ねて一回集まってという感じで。
ー私生活繋がり、ということでシャドバをやっていて日常生活で役に立ったなというところはなにかありますか?
つむり:どうでしょう(笑)、みなさん何かあります?
こゆき:(笑)すぐには思いつかないんですけど…
つむり:まあ、足し算とかは…これとこれ足すと20だなみたいな
ー節目節目で会うというところで、そういう繋がりができたというのもまた1つ、シャドバをやっていたからみたいなことでもあるのですかね。
つむり:どなたかが仰っていたんですけど、シャドバは人と人を繋ぐゲームみたいなお話があって、そういう風に遊べて、今後も含めて有意義なゲームだなと思います。
今後の意気込み
つむり:ここまで3連勝といい流れではあるんですけど、次の試合が正念場というところでまず、プレーオフ目指して頑張って行きたいという感じです。
こゆき:チームの皆さんが強くて、自分さえ勝てれば他の方も勝ってくれるかなという風にも考えているので、僕自身も最大限勝てるように頑張りたいなと思います。
女神:僕は4年生で、これが最後になると思うのでいい感じの成績を残せれればと思います。
注目インタビュー恒例キャッチフレーズ
ーこのチームにキャッチフレーズをつけるとしたら、何になるでしょう?
一同:難しいな…
つむり:女神さん、一応アマチュアチームのリーダーと言うところでいかがでしょう。
女神:キャッチフレーズ……
ー意気込み含めて、かなり"勝ちたい"という意思を感じました。
つむり:「勝利の〇〇」みたいな〜感じですかね。女神さんとかけて「勝利の女神」とか?
こゆき:女神さんさえ良ければって感じで。
女神:僕もそれでいいかなと……。
ー「勝利の女神」というところでいきましょうか。
つむり:でも、チームの肩書きとして……どうなんだろう、浮かばないか。とりあえず出せば他の人がもっといいのを出してくれるんじゃないかなと思って。
つむり:実は地味なんですけど、試合に出てるメンバーは名前が3文字なんですよね。「3文字軍団」、とか(笑)
つむり:他のメンバーもいるので…なんだろう…3女神とか。ベルフォメット(「既知の掌握者・ベルフォメット」)のトークンとかに掛けてみて。
候補
・勝利の女神
・勝利の探究者
・勝利の三女神
つむり:う〜ん、みんなはどれがいいとかあります?無難だけど「勝利の探究者」とか。
女神:自分の名前があるかないか〜みたいな感じですけどね(笑)
こゆき:無難なのは「勝利の探究者」なような気もするんですけど、やっぱりサークルと言うところで女神さんの名前が入ってる方もいいような。
つむり:一個思いついたんですけど、メガイラ(「憤怒の女神・メガイラ」)をアレンジして「勝利の女神・明治リラ」みたいな感じで、どうでしょうか?まあシャドバに掛けて。
女神:「勝利の探究者」だとどこのだか分からないし、これで良さそうだと思います。他に出なさそうですしね。
ーかなり技巧派ですね、「リラ」で「明治」でみたいな。
一同:(笑)
つむり:まあちょっとメガイラ、みたいな。
悩んだ末に、明治大学・Lilaさんのキャッチフレーズは「勝利の女神・明治リラ」になりました!
編集後記
インタビューを通して、不在のメンバーについても話題となることなどからチームの仲の良さ、結束を感じることができた。卒業したメンバーも関われる環境やこれからに期待できる選手などを擁する明治大学の活躍にも今後とも期待したい。