【column #21】生粋の延岡人がわざわざ日向市まで出向いてみた結果感動した / 持尻金男
宮崎県延岡市出身の持尻金男と申します。
みなさまはコロナ以降いかがお過ごしでしょうか?
コロナ以降、人々との交流も以前と比べて少なくなり自然が恋しいというところから私のようにアウトドアにはまったという方も多いのではないでしょうか?
そんな私は今回ソロキャンプに挑戦してみたいと思い、宮崎県の日向市の方まで足を運んでみた次第であります。
私は生粋の延岡育ちという事もあり、日向という町なんぞには今まで全く持って興味すらもなかったのですが、いざ行ってみるとこんなに魅力の詰まった町もないとひしひしと肌で感じた次第であります。
という事で今回お伺いしたのは、日向市の細島町にある御鉾ヶ浦公園のキャンプ場。
感想としてはとにかく素晴らしいの一言。
私達が住む宮崎県自体がとても素晴らしい場所ではあるのですが、この日向市という町も誠に魅力の詰まった場所でありまして私は非常に感動しました。
私は今までは自分の生まれ育った延岡市という町の事しか知らず、延岡という町は実に素晴らしいだろうと毎日ドヤ顔をしながら町を練り歩いていた訳ですが
そんな私が日向市を周ってみて気付かされた事というのは、私はまさに井の中の蛙大海を知らずという状態であったのです。
そんな日向市の細島町にある御鉾ヶ浦公園キャンプ場付近には、キャンプ場だけではなく江戸から昭和にかけた雰囲気、香りを漂わせるような風景が盛りだくさんで
御鉾ヶ浦公園の山の上の方まで登れば延岡市や日向市はおろか、天気が良い日には大分県の端の方までも見渡せるという展望台などもあり
そこから少し下った所にはとてつもなく広いグラウンドにてカップルが平和にキャッチボールなどをしていたり、そこから更に空を見渡せばパラグライダーなんぞを嗜んでいる人達もいたりと。
宮崎県という所は延岡市だけに限らず、本当にいろいろな魅力が詰まっている所なのだなと改めて感動した次第であります。
それと同時に私は宮崎県生まれという事を本当に誇りに思い、実に幸せな人間だという事を改めて身をもって感じました。
そして私は、御鉾ヶ浦公園のキャンプ場に自前のテントを張り、そしてキャンプ場に元々備え付けてあるバーベキュー用のテーブルにて火をおこし
目の前に広がる大きな海を眺めながら大きな牛肉の上に岩塩を振りまぶし、そして喰らい
その後は周りの桜満開の風景を見ながらコーヒーを入れつつ、夜は星空の下で波の音を聞きながらぐっすりと眠りにつきました。
そして朝は目の前に広がる海と朝日を眺めつつ再度コーヒーを入れ、帰り際にはいろいろな神社などを周りつつお参りをしながら帰りました。
ここ最近世の中はロシアとウクライナの戦争であったりといろいろと薄暗いニュースばかりが度々流れてくるような世の中ですが
そんな気が滅入るような中、スッキリしたい、のんびりとリラックスしつつ過ごしたいという方にはぜひ一度行ってみて欲しい日向市の細島であります。
そしてもし良ければぜひ一度、御鉾ヶ浦公園のキャンプ場まで足を運んでいただきバーベキューでもしてのんびりとした一日を過ごしていただきたいものであります。
そしてバーベキューが終わった後には決してポイ捨てなどという実に宮崎県にありがちな民度の低いような行いはせず、自らが出したゴミはぜひきれいに持ち帰っていただき
この美しい私達の住む宮崎県という素敵な町を今後も私達の手で守っていこうではありませんか。