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どうも意欲減退もインチュニブの副作用らしい

わたしが二次創作を趣味にしていることは何度か書いている。来月にイベントを控えていて、同人誌を出すために作業しなければならないのだが…。

全然やる気が出ない。

つたないながらもプロットは準備した。いつでも書き出せるはずである。そして日程は迫っている。今すぐにでも取りかからなければ本が出ないことはよく理解している。

でも書けない。

特に取りかかりを阻害する理由はないはずだ。むしろ早く手をつければフォロワーさんに褒めてもらえるし、自分を褒められるから、今までのわたしだったら多少調子が悪くてもなんとか乗り切れていた。

でも書けない。

ちょっと尋常ではないやる気のなさを、昨日までは心の弛みや甘えのせいだと思っていた。が、さすがに2週間も取りかかれていないことに危機感を抱き、この2週間にあった変化を考えてみた。

ツイッターを『インチュニブ 意欲』で検索して、服用している人たちのツイートを眺めて確信した。

副作用だ。

そう多数派でもないようだが、意欲の下がっている人は一定数いる。ついでに性欲も落ちる人もいた。成人男性同士の強い感情をぶつけ合ってリビドーを高める作業にも支障が出るはずだ。

書く気が湧かない→気ばかり焦る→進まない→鬱→よけいに書けない→焦る…という悪循環である。

原稿に着手するのに一番手っ取り早いのはインチュニブをやめることだろう。
しかし、そう簡単にはやめたくない。せっかく処方された抗ADHD剤である。できれば服用を続けて、長年の悩みだった精神的多動や思考の迷走を止めたい。目の前の些事に流されて、後悔するのはわたしである。今まで何度も、目先の快楽に流されてきた。
それに、インチュニブは急にやめられないと薬剤師さんから聞いた。自己判断で断薬しては急激に血圧が下がるなど、困ったことしかないらしい。

とりあえず、プチ缶詰を試してみる。キーボードを携帯して喫茶店に籠もり、ある程度強制的に原稿を書くのだ。これがうまくいかなかったら、いよいよ思案しなければならない。

また、明日は就労の件で職員さんとの面談がある。先日のハローワークでいただいた求人票を見返して、気になる求人をピックアップするというミッションがある。そして朝シャワーを浴びなければ外出できない。いくら冬でも2日シャワーに入らなければ危険なスメルが漂うし、第一不潔だ。メンヘラがしばしば失う清潔感を、就労に備えてキープしたい。

とりあえず、10文字だけでも書いてみる。少しでも前進すれば、鬱が引っ込むかもしれない。

いただいたサポートをガチャに費やすことはしません。自分の血肉にするよう約束いたします。