オタク愛されるより愛したい説、と心の整理の準備
今日はよく働いた。昨日組み立てたカラーボックスに本を詰め、服の選別をし、床面積を広げ、薬も整理して嵩を減らした。よく頑張った、えらい。
と言いつつ、片づけの合間にFate/GrandOrderの幕間の物語(キャラクター別のサイドストーリー)に取り組んでいた。本編で見せてきた性格を補強するキャラ、意外な側面を見せて考えさせられるキャラ、十人十色で楽しかった。
さて、今日は何人かいる推しの中の二人の話をしよう。
こちら、エミヤオルタさん。通称デミヤさん。彼は歴史上の人物ではなく、タイプムーンのオリジナルキャラである。気難しそうな表情からわかる通り、重い来歴を背負っている。
こちらはファラオ・オジマンディアス。日本ではラムセス2世という呼ばれ方で有名。古代エジプトでもっとも優れたファラオとされ、ゲーム上でも傲慢さや不遜さを隠さない。
まずデミヤさんであるが、とにかく来てくれる。今日までで都合6人来た。2人目まではごく単純に「いらっしゃい!」と歓迎する気持ちだったのだが、3人目、4人目と続くと、「えっあなたそんなにわたしが好きなの…?」とだんだん愛着が湧いてきて、特別扱いになった。
聖杯(レベルキャップ解放アイテム)を貢ぎ、スキルのレベルも上げ、最強クラスにまで育て上げた。諏訪部順一さんのドスの効いたボイスもたいへん素敵で、強敵が出たらとりあえず任せるほどになった。もっともレベル上げは、高効率のキャンペーン開催中に集中して行った。それなりに時間がかかった。
そしてファラオ。星5(最高レアリティ)にもかかわらず、ピックアップされていないのに来てくださった。それだけでありがたく、強化して戦力になっていただいていたが、ある時期までは『普通に好き』の域を出てはいなかった。
しかし、今年の5月に事情が一変する。
5月に開催されたイベント『惑う鳴鳳荘の考察』にて、ファラオが最推しへの階段を駆け上った。このエモさあふれるイベントについては後日詳述するとして、とにかくファラオが可愛く見える病気にかかった。子安武人さんの朗々とした声もポイントが高い。
いっぺんに聖杯を貢ぎレベルマックスに到達し、手に入れづらい素材を狩って3つのスキルもそれぞれマックスまで上げ、最強パーフェクトファラオが完成した。この間わずか1ヶ月。キャンペーンなど待っていられなかった切実さを感じ取っていただけるかと思う。
結論から言うと、やはり愛情を向けられるよりも、自ら愛情を湧かせた方がより好きになる、という当たり前のことに落ち着いた。
現実のわたしはとにかく病的な愛されたがりで、愛されるためなら自ら窮地に飛び込んでしまうほどなのであるが、虚構ではきちんと人を愛することができているようだ。これを生身の人間にもぶつけられたらいいのに…と思う。
ところでメンヘラ日記や母の話はどうなっているのか。
実のところ、書くのに相当心の準備が必要なことがわかってきた。わたしの人生に与えた負の影響の強さゆえに、なかなかうまく出力できないのである。息を吐きたいのに喉で詰まってうまく吐き出せない状態に近い。
怨みごとに囚われはしないかという不安もある。
それでも、自分の心の整理のための場所を作ったのだから、書きたい。
年明けには書けるようにしたい。ADHD特有の先延ばし症候群も改善したいのである。
いただいたサポートをガチャに費やすことはしません。自分の血肉にするよう約束いたします。