ミュウツーHR争奪戦を終えて
皆さん初めまして。私は京都でちょめちという名前でポケモンカードを楽しんでいます。(最近ウキウキなTwitterはこちら→@sv16482voice)今回は先日7月15日に参加したミュウツーHR争奪戦でどんなカードを引きなぜそのカードを採用するしないに至ったか、どうやってミュウツーHRまでたどり着いたかを自分の記憶の範囲内ですが文字に起こしておこうと思いTwitterからはるばるアカウントを登録してnoteにやってまいりました。自分自身価値があるものと思っていないため全て無料で最後まで読んでいただけます。
今回のカードプールとデッキ
早速ですが今回シールド戦で使用しなかったカードがこちらになります。
この中でも採用を悩んだカードは以下の通りです。
シキジカーメブキジカ 立てることができれば毎ターン1枚山札を引くことができます。
ギャロップ 2枚目 これは後から考えると入れたほうがよかったです。逃げエネが0であることと30点をばら撒けるため後述しますがフシギバナ&ツタージャGXのGX技で複数枚サイドをとれるプランがとりやすくなります。当時はザングースを入れていましたがそれと交換する枠でした。
幸か不幸かヌイコグマーキテルグマやホエルコーホエルオーなどの進化先が引けなかったので想定していたよりもデッキは組みやすかったです。Twitterからご覧になった方はすでにご覧になったかもしれないですが次に大会中に僕が使用したデッキを紹介したいと思います。
今回僕が使用したデッキはフシギバナ&ツタージャGXとリザードン&テールナーGXをメインに戦うデッキです。1戦目から決勝戦まで1枚も変えることなくこのデッキで戦い切りました。採用理由と使用感について説明します。
トロピウス 2枚 後攻1ターン目に技でエネルギーを加速できる(山の圧縮にもなる)要因です。2ターン目にもエネルギーを張れば打点も出るいわずと知れた強ポケモンです。こいつかポニータスタートが一番うれしかったです。
ヘラクロス 1枚 なにくそホーン要因です。今回全部で6戦戦いましたが1度だけ使用しました。非GXで130のHPを持ちなおかつエネルギーの種類を問わない3エネ技なので誰もが採用を悩むカードだと思います。溶接工がなければ事前準備が必要なので相手にはばれますが早めから出しておくと相手への威圧になります。
モンジャラーモジャンボ 1枚ずつ このデッキのサブアタッカーです。カメックス&ポッチャマGX相手はもちろんほかのポケモンにも1エネとは思えないダメージを稼いでくれました。草タイプが軸に入るなら入れたいポケモンですね。
フシギバナ&ツタージャGX 1枚 デッキを作っていたときは特性も技も全部強いし入れ得!と思っていましたが実際使ってみるとベンチで特性も働かずトロピウスやリザードン&テールナーGXにエネ加速してもらう要介護カードでした。実際特性であるかがやくつるは一度も使えなかったですし、出たときはソーラープラントGX用やリザードン&テールナーGXですでに盤面が出来上がっている状態が多かったです。 ただ、GX技は非常に強力でトロピウスやギャロップのかけぬけるでHPを調整したベンチのポケモンをなぎ倒していく様はまさに爽快でした。(ウルネク信者並みの感想)
エンテイ 1枚 まきかえすで120ダメージを与えられるポケモンです。またHPが130と高くエンテイはエンテイで倒せないので注意が必要です。下の技は強いですが3エネもつかないです。
ポニーターギャロップ 2-1枚 今大会のMVPといっても間違いないです。初ターンに立てばちいさなおつかいで不足している方の基本エネルギーを2枚回収しつつ山札を圧縮し、進化すれば1エネルギーでベンチポケモンにもダメージを与え、下技も2エネルギー60でなおかつ逃げるエネルギーが0!!!全部強いです。さすがポニータ石井。
リザードン&テールナーGX 1枚 手張りだけで4エネルギーつけるのは至難の業でした。こいつを出すとき僕は炎エネルギーと草かウィークガードエネルギーをつけてぐれんのひばしらGXを打つことだけ考えてました。大体混乱嫌がって逃げてくれる。エネルギーさえつけばフィオネとともにシャイニーフレア打ってるだけでサイドがなくなります。
フィオネ 1枚 特性が強いです。フィオネをつかうと相手のバトル場のポケモンと戦いたくないときやそもそも時間稼ぎになります。今大会で僕のフィオネが倒されることはなかったですがフィオネが倒されると後々手詰まりになることがあるかもしれないので大切に使ったほうがいいです。
ロトム 2枚 雑に強いカードだと思っていた時期が僕にもありました。今回の僕のデッキでは最初にスタートして嬉しいポケモンがトロピウス2枚、ポニータ2枚、そしてロトム2枚と厚かったため6戦中にロトムは一度も技を打つことがありませんでした。事前に練習していた時は強い!採用!と思っていましたが今回のようにここまでタネポケモンが厚いと一考の余地があると思います。
ザングース 1枚 2エネルギーでざんこくなやいばで相手の手負いのポケモンを気絶までもっていけるポケモンです。今回は1度も活躍してくれませんでしたがエネルギーが軽いので入れてよかったと思います。
次にトレーナーに入ります。トレーナーは正直出たカード入れただけです。もう1枚ドローサポートがあれば楽に戦えてたかもしれません。
次にエネルギー配分についてです。ウィークガードエネルギーは出た分入れていいと思います。ドローエネルギーはサポートが潤沢にあるなら抜いてもかまわないかもしれませんね。今回は少しでもドロー力を増やしたかったため採用しました。ここまでで余った枠が13枚だったので多くするならトロピウスで加速できる草を増やそうと思い草エネルギー7枚と炎エネルギー6枚が入りデッキが完成しました。
当日の対戦(予選3戦決勝トーナメント3戦 全6戦)
こんな記事まで読みに来るミュウツーHRがどうしても欲しい皆さんならもう聞き飽きたわ!って話かもしれませんでしたがここからは当日の戦績を1試合ずつ書いていこうと思います。(※構築戦でないため大体のカードしか覚えていません。後半に行くにつれて記憶が残っています。また間違いがあるかもしれませんがお許しください。)
デッキを作った後は32人の中から8人トーナメントに出場する人を出すため4人で総当たりのトーナメントがありました。1戦目のお相手はリザードン&テールナーGXとエンブオーが主体のデッキでした。エンブオーが早い段階で立ってしまい、4エネルギーついたリザードン&テールナーGXに対応できず1-4で初戦から負けてしまいました。正直この時点でヨンム・カークスがトリントンで俺たちの戦争は終わったよ...と言わんばかりの絶望感でした。
知り合いもたくさんいたのであと2戦頑張って祇園祭でも行こうかなと思って2戦目に臨んだところお相手はカメックス&ポッチャマGX主体のデッキでしたこの時はヘラクロスがなにくそホーンで活躍してくれたおかげで難なく4-0で勝つことができました。ここで自分の卓の状況は1-1が4人で2戦目でサイドを取らせなかった分僕に分があることがわかりました。そのまま3戦目に移ります。3戦目はバトル場にポニータで初手にサポートがなかったのでトップで何か引きたいなと思っていたらジャッジマンを引きシールド戦で先1ジャッジの犯罪ムーブに手を染めることになりました。あとはギャロップに進化してばら撒いた後フシギバナ&ツタージャGXのGX技で4枚取りを決めて決勝トーナメントに進出しました。この時点で僕のテンションはうなぎのぼりで当時のツイートは人間の発する言語ではなかったです。
さて、3戦を終え勝ち上がった猛者たち7人+僕の8人が顔を合わせ決勝トーナメントがついに発表されました。今回のお店ではその場で抽選をしてトーナメント表を作成していました。なんと初戦のお相手はデッキ作成の際同じ箱を開封した方!その時に出たカードを確認する作業があったのでお互いにどんなカードがでているか、どんなデッキになるかは大体想像がつきました。アローラペルシアンGX主体のデッキです。アローラペルシアンGXに対してはモジャンボ、ザングース、ポケモンが気絶したらエンテイで戦うプランと、ギャロップでばら撒いてフシギバナ&ツタージャGXのGX技やフィオネでそもそも無視するプランの大きく分けて3つ考えられました。じゃんけんに勝利しポニータスタートで初手ジャッジマン(二度目ですがシールド戦において非常に強力)で相手の動きをかなり制限できました。その後自分も手札はよくないながらもポニータの技ちいさなおつかいで2ターンほど山札を圧縮しつつオーキド博士のセッティングで呼び出したフシギバナ&ツタージャGXを育成し難なく勝つことができました。
準決勝の相手はカメックス&ポッチャマGXやカイオーガを主体としたデッキでした。アローラペルシアンGX対策にヤンチャムーゴロンダも採用していたようです。今回は後攻でした。こちらはトロピウススタートで相手はロトムスタートでした。モジャンボが初手から手札にいたため、ポケモン通信でモンジャラを手札に加えて盤面に出しておきました。1ターン目はトロピウスのこうごうせいでヘラクロスにエネルギーを加速し、2ターン目でモジャンボに進化と、リーフドレインでロトムに50ダメージを与えました。こちらの盤面はバトル場にトロピウスベンチにヘラクロス(1エネ)とモンジャラとロトムの、いいとは言えない盤面でした。相手もあまりよくなかったらしく1ターンサイクルドローしてきたため次のターンは対カメックス&ポッチャマGX用に手張りとこうごうせいでヘラクロスに3エネルギーがつきました。次のターングレートキャッチャーを山から引くことに成功したので少しでもカメックス&ポッチャマGXのHPを削っておけると考え使用。なにくそほーんで弱点込み240ダメージを負わせることができ次のターンカメックス&ポッチャマGXが回復してもモジャンボが何とかしてくれる!と思っていましたが甘かったです。なんと手札が2枚(どちらもポケモン)。当然ヘラクロスはカメックス&ポッチャマGXにスプラッシュされカメックス&ポッチャマGX自身は100回復残りHP140。トップドローが草エネルギーならモジャンボ、ほかならロトムかトロピウス。僕は急に焦りだしトラッシュを確認。山にはあと4枚の草エネルギーがあることが判明しました。ここまでドローサポートも使用していなかったのでドローサポートでも可能性はつながります。僕はデッキを信じモジャンボにかけることにしました。ターンをもらい願いを込めてさぁ運命のドロー!
草エネルギー!!!!
まわりで見ていた知り合いや見ていた方もどよめいていました笑迷いもなくモジャンボに手張りしてカメックス&ポッチャマGXを気絶させました。ここで終わらないのが決勝戦。相手はあらかじめ1エネルギーつけていたリザードン&テールナーGXをバトル場に送り出しGX技で自身とベンチのフィオネ2体と手負いのロトムに1エネルギーずつ張りました。また僕のモジャンボはやけどと混乱状態。ですが攻撃できるポケモンはモジャンボしか用意できていません。サイドから持ってきたオーキド博士のセッティングでフィオネを用意し相手のベンチで暇そうにしているフィオネをバトル場にお呼び出し。もうやることは一つです。くさむすび!フィオネは草弱点なので技が成功すれば試合終了、はてさて勝負の行方は...
表!!!!
こいついっつも運ゲーしてんな...と思われた方運も実力の内っていうんですよ。いろいろ危ない橋を渡りましたが決勝戦までたどり着くことができました。泣いても笑ってもここで終わりです。決勝の相手は世界大会も出場予定の有名プレイヤーしらぬいさんという方でした。うまい人はシールド戦でも勝っててすげぇなぁと普通に感心してしまいました。決勝戦はお店の方がミュウツーHRを持ってきてくださりその横で戦うこんなん落ち着けんわ!って思いながら戦いました。
しらぬいさんは初手マーシャドーのみこちらはポニータ裏にフィオネとヘラクロスで順調でした。また初手にジャッジマンを持っていましたが(何度も言うけど犯罪級)相手の手札があまりよくなさそうだったのであえて使用せずポニータにエネルギーだけ張って番を終了しました。2ターン目も引けなかったようでちいさなおつかいで山札から炎エネルギーを回収しました。次のターンしらぬいさんはホエルコを出してマーシャドーを逃がし壁にしていました。この時僕は相手がトッププレイヤーなのでもしかしたら本当は手札がいいのではないかと深読みをしてしまいここでジャッジマンを使用しました。(後から聞くと本当にトップドローだったようです。そらそうか)ギャロップに進化してホエルコとマーシャドーにかけぬけるで30ダメージを負わせます。相手はカメックス&ポッチャマGX、カイオーガをベンチに並べみちしおでホエルオーにエネルギーを加速させていました。ローラースケーターで手札にリザードン&テールナーGXとウィークガードエネルギーが来たので出してもいいかなと思いベンチに並べました。終わった後知り合いにはふつうは出さないよと怒られました笑ギャロップが気絶していなかったのでかけぬけるでベンチのマーシャドーを気絶させサイド1-0カイオーガが出てきてみちしおでホエルコにエネルギーを加速させていました。準備ができるまで2ターンほどあったのでその間にかけぬける2回ででカメックス&ポッチャマGXに60ダメージを負わせていました。
ここからは1ターンなので鮮明に覚えています。ギャロップが倒されベンチのリザードン&テールナーGXをバトル場へ、グレートキャッチャーでカメックス&ポッチャマGX(残りHP210)を引っ張り出しました。かなり前に手張りしたウィークガードエネルギーとこのターンの炎エネルギー手張りで追加効果ありのぐれんのひばしらGXを使用し相手をやけどと混乱にしつつエネルギーを加速します。やけどのチェックは裏この時点でカメックス&ポッチャマGXのHPは(270-60-20=190)僕は何が負け筋か理解していませんでした。あとで言われて知ったのですがポケモンいれかえを引くまたは混乱のチェックで成功すればカメックス&ポッチャマGXがエネルギーで回復するので次のターンの気絶がとれなくなるので僕の負けになっていました。できる限りのデッキ圧縮の後アンズを使用され会場の中で僕以外の人たちはポケモンいれかえが来るのを待ち望んでいました。
結果は引けなかったようで...最後の手段である混乱のチェックで勝負が決まることになりました。表か裏か、2分の1結果は...
タイトルで落ちてますありがとうございました。みなさんご存じのように裏でした。まーた運ゲーしてるよこいつって言われても返す言葉がありません、むしろ誉め言葉だと感じます。その瞬間隣で見ていたミュウツーHRは僕のものになりました。この時はもはや感動がオーバーフローして何も感じませんでしたね笑
いろんな方々に見守られこのような大会で優勝することができました。Twitterやラインでおめでとう!といわれ感謝のリプライも遅くなったりもしかしたら返信できていない方もいるかもしれません。本当にありがとうございました。この場でお礼申し上げます。ここまで長々とお読みいただきありがとうございました。
最後に一言。
心は潤ったけど財布は潤ってないのでたかるのはやめてね笑
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