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気楽にイメージ活用

ここ数日、イメージの力について書いています。そこでは、シュルツの自律訓練法の黙想訓練や、観無量寿経での三昧での観想などの

高度のイメージ化

を紹介しました。
自律訓練法によるイメージ作り|鈴木良実
観無量寿経の教え その1|鈴木良実
観無量寿経の教え その2|鈴木良実

しかしながら、こうしたイメージ作りはとても難しいし、その境地に入ると,現実に対応するのも難しくなります。いつも座禅するのは、難しいです。

一方、こうしたイメージ作りを

神ならぬ人の身では不可能

と諦める、プラトンなどの西洋哲学的発想も

確からしさを見捨てる

もったいない振る舞いだと思います。

私は、以下の信念で、イメージを活かすべき、と思います。

  • 私たちには仏の智慧をえる可能性がある

  • 従って心に人格神を描くことが出来る

  • 但し心に出来たものを全て意識することは出来ない

  • 必要に応じて答えが出れば良い

つまり、明確に言葉で説明したり、絵として見えるようなことがなくても、心にある「人格神」に助けて貰って、必要に応じた物語を描いて、答えを出すことが出来るのです。また、他人の気持ちは解らない、と言う人もいますが、お客様の行動などをは、場面ごとで想定もできます。

例えば、色々な店では、お客様の動線を想手して、品物を配置します。そこで、理想的な顧客というワンパターンで決め付けずに、子供連れならどうなる、老人ならどうなる、と言う発想で、具体的な人物像の動きを考えるのが、イメージによる検討法の一つです。

今までイメージ関連の記事は以下の通りです。
外見より深くイメージ化|鈴木良実
イメージ世界での思考実験|鈴木良実
見えるモノと奥にあるモノ|鈴木良実
自律訓練法によるイメージ作り|鈴木良実
抽象概念のイメージ化|鈴木良実

これが書けたのは、観無量寿経を読み直したからです。
観無量寿経の教え その1|鈴木良実
観無量寿経の教え その2|鈴木良実
観無量寿経の教え その3|鈴木良実
観無量寿経を読んで|鈴木良実
観無量寿経を現在に活かす|鈴木良実

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