ワークマンから発売されたアスレシューズ ハイバウンスが1,900円とは思えないクオリティ。
ワークマンから4/26あたりから店頭に登場しだしたアスレシューズ ハイバウンス、このご時世ですが、相当待ち焦がれていたので、発売情報をキャッチした瞬間、速やかに最寄りのワークマンで買ってきました。
正直、2000円未満でこのクオリティ!?と良い意味で驚いたので、noteを書き起こしています。是非、気になった方はお近くのワークマンへ足を運んでいただければ、とはちょっと言えないご時世なので、各々の判断でお願いします。
ただし、おそらく、オンラインの発売はGW明けになってしまう見込みで、近日中だと店頭でしか買えないはずです…。
※ワークマンECサイトの商品ページから引用。
ワークマン独自の高反発ソール「BounceTECH」(バウンステック)を搭載したスポーツモデル
・サイズ/24.5~28cm(0.5cmきざみ27.5cm除く)
・分子レベルから開発したワークマンオリジナル「BounceTECH」(バウンステック)を搭載した高反発ソール
・靴底に全面ラバーを使用し滑りにくい
素材/ポリエステル・ポリウレタン・EVA・合成ゴム
このランニングシューズの売りは何といっても、厚底ミッドソールのバウンステックです。この前聞いたときは「大丈夫?A社から怒られない?」とひやひやしたものですw
正直バウンステック見た瞬間、「あれ?A社のアルファバウンスでは?」と思ったほど。それに各ブランド、似たような形状のシューズばかりだし、まぁセーフなんでしょう。きっと。
・目玉のバウンステック
クッションの感触は柔らかめですが、確かな弾力も兼ね備えていて、同じ価格帯のシューズではまずお目にかかれない感触。「え?これ本当に1900円?」とランニングシューズをいくつか履いたことある方なら思うはずです。
実際走ってみると、バウンステックのクッショニングのおかげで、弾性の反発力が素晴らしく、足がスイスイ上がる感触を味わうことができます。サッカーの応援で、ゴール裏で飛ぶ方にも、おすすめな出来栄えだと思います。
個人的な感触としてはナイキのズームエア未満ですが、大差はないかな…?
・厚底ミッドソール搭載ながら、なかなかの軽量性
スペックでは240g(26cm)と軽量性が伺えますが、実際ランニングした感触も、なかなかの軽量性を感じることができました。(計測器持ってないので、実測値はわかりません。)
他シューズと比べてみると、ホカオネオネのクリフトン(255 g (27.0cm))よりは間違いなく軽いですし、厚底のミッドソール搭載しながら、250gを切るのはとても素晴らしいことです。
※筆者はホカオネオネのクリフトンを5時間程度試し履きした経験あり。
・アッパーはシュータン(ベロ)と一体型
最近のナイキやニューバランスのランシューに多い形状ですが、アッパーとシュータンが一体型で、とてもしなやかなニット素材のアッパーが足を包んでくれます。ナイキのフライニット風のアッパーでとても履きやすく、ここの感触も1,900円のシューズとは思えない出来栄えです。
ただし、1つ気になったのが、サイズ通り購入したはずが、紐が少し長めなこと。後述しますが、幅がとても広めのため、大きめで買う方はいないと思いますが、少し大きめを買うと、紐の余りが顕著になってしまう恐れがあります。
・足型は幅広甲高向けなので、ある程度万人受けする。
(ウィズがわからない方はこちらをご覧ください。これもスポーツ店に行けば、足型計測できますので自分の足知ることは非常におすすめです。)
ウィズは体感で3E~4E程度。自分がウィズD寄りのE程度なので、かなりゆったりフィットしていて、少し緩さもあります。なので、幅がD未満の方は相当緩く感じるかもしれません。
甲やつめ周りも高めですが、柔らかいニットアッパーのおかげで、甲高の方も更に快適に足入れすることができます。
もし履いてぴったり過ぎるなと感じても、柔らかいニットアッパーなので、履いていくうちに馴染んでいきます。
・アウトソールは雨天時でもグリップが効きそうな代物
アディダスのランニングシューズに搭載されているコンチネンタルラバーアウトソールに感触が似ています。グリップがしっかり効きますし、寧ろ効き過ぎでは?と思うこともあります。
アウトソールの屈曲性も、柔らか過ぎず、硬過ぎず、良い意味で癖がなく仕上がっています。柔らか過ぎという指摘も目にしましたが、自分は特に気になりませんでした。
・後足部の履き口は少し高めのため、履く靴下は多少選ぶ。
アッパーが柔らかめなので、待ち履きする分にはショートソックスでもそこまで気にならないと思いますが、ランニングする際はくるぶしが隠れるアンクルソックス着用した方が、靴擦れ対策になります。
ヒールカウンターの作りは少々簡易的で、ホールド力も少し物足りないかもしれません。
ただ、1900円のシューズですし、アッパーが全体的に柔らかめなので、仕方がない部分もあります。
・インソールは簡易的なので取り換え推奨
唯一褒めることができないのはインソール。簡易的な薄いインソールです。しかも圧着してあるので、初心者の方には少し抵抗あるかもしれない。とりあえずできるだけ綺麗にはがして、残ったらヘラやピンセットなどで取り除けばOKです。
自分は足型に合わせてインソールが成型できるザムストのカスタムバランスを入れています。
・バウンステックに入れるインソールのおすすめ
まぁただ、正直そこまでする必要はないので、用途に合わせてインソール入れることが大切です。
バウンステック自体、プロネーションに対するサポートがないシューズなので、ここはアシックスやニューバランスのサポート性能が豊富なスタビリティモデルの代わりには単体ではなりません。
ただ単に疲れ辛いインソール欲しいならば、ソルボ系のインソールを入れると良いです。
アシックスやニューバランスのスタビリティモデルに最初から搭載されているプロネーションサポートが欲しい方は自分の足型に合わせて、ザムストのフットクラストインソールをおすすめします。(平たく言えば、足底筋膜炎や外反母趾など脚部に不安がある方向け。)
補足しますと、このインソールは足型に合わせて使用する必要があるので、とりあえず買ってしまうと失敗する可能性が高いです。わからない方はお近くのスポーツ店ですぐに調べることができるので、自分の足型を知ったうえで使用することをおすすめします。アーチサポート系のインソールは、フィッティングの感触も少々変わるので試着必須です。(ページ内のご使用にあたって読んでもらうのが早い。)
サイズ展開が24.5からなので、女性の方は履けないかも…
大きな残念ポイントですが、シューズはサイズ展開1つでも増やすと、足型の金型をその分作らないといけないので、サイズ展開を展開すればする分、コストがかかります。
1900円のコストパフォーマンスを実現する場合、展開サイズを絞らないと、このコストパフォーマンスは実現できないのかもしれません。
まとめ
・ミッドソールのクオリティは少し柔らかい感触が好きな人向け。
・ナイキの8000円台のランニングシューズとクオリティの差は大差はないし、幅広の方ならば、こっちが合う可能性も。
・アッパーの感触は1万円台のランニングシューズにも劣らない。
・アッパーの柔らさもあり、幅広の方に非常におすすめできる反面、細めの方は少し緩く感じるかもしれない。
・後足部だけ少々簡易的に感じる。
・サポート系はさすがに皆無なので、アシックスのGT2000、ゲルカヤノやニューバランスのハンゾーUなどの代わりには難しい。
・脚部不安で長距離走る方ならば、ザムストのインソールあった方が良い。
・街履き、少しアクティブに使う場合にも、1000~2000円のもので良いので、インソール取り替えた方が良い。
と、2時間弱勢いで書き殴りました。今まで何十足と履いてきましたが、この価格でこのクオリティはありえないと思うので、本当勢いだけで書き殴れました。そのくらい良いです。
苦手なところもしっかりありますが、後足部と紐の長さ以外は補うことができると思うので、履いていて問題が出てくることもそうそうないはずです。幅も広いですし。
ランニングからタウンユース、サッカー観戦など幅広く使えるので、気になった方は試着してみてください。
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