
◎めあて
昨日、サンデメとポンツクのツーマンを観に行った。
直接的な関わりはないが、一応ポンツクピーヤの御三方は軽音楽部の先輩である。
(あと、父が昔対バンしたことがある)
いつもInstagramやYouTubeで活動を拝見していたのだが、今回はSundae May Clubとのツーマンということでこの機会を逃す訳にはいかない…!!!!!!と思い、父に有給を取ってもらってまでして高速に乗って大阪心斎橋Pangeaまでライブを観に行った。
私はどちらのバンドもライブ初参戦である。
ライブが始まる前は緊張して、自分のライブと同じくらいどきどきしていた。
ポンツクピーヤが出てきた瞬間、
「あぁ、ほんまにおるんや…」
と、目の前に存在を認識した感動で涙が流れていた。
演者と観客の距離が近くてはっきりとメンバー全員の顔を見ることができた。
今私の瞳が捉えるところに大石さんが歌って吉元さんがベースを弾き中江さんがドラムを叩いている…
夢かと思った。
何回も何回もCDで聴いた大好きな曲たちが、
生演奏で大音量で私の耳に流れ込む。
スリーピースの音のまとまりに驚く。
自分ももっと上手くならないと、
あんなふうになるために。
『朝が苦手なだけなのに』
をやってくれるとは思っていなかった。
この曲から伝わってくる大石さんの苦悩を勝手に想像した上でしか言えないが、私はものすごく共感できる曲だ。
朝が苦手なだけなのに…
夜に眠れないだけなのに……
私は、とても好きな曲だ。
『Sundae May Clubのテーマ』をカバーしたのは驚いた。サンデメとポンツクが仲がいいことは知らなかった。本当にリスペクトしてるんだなぁと感じた。
(ちなみに動画を見ると分かるが、右側で一人だけ裏拍で拳をあげているのは私である。)
ポンツクピーヤの演奏はあっという間に終わってしまい、同時に、あんなにたくさんの曲数をやる体力と喉を自分も鍛えねばな…と思った。
観ている側なのにめちゃくちゃ頭が痛くなったので、転換のタイミングでバファリンを飲んだ。
Sundae May Clubはいつも音源しか聴いてなくてライブを観るのは初めてだったので、曲の感じと一緒でこんなに柔らかい雰囲気の方達なんだ…!と驚いた。
浦さんのほわほわ感が可愛かったし口から音源だった。みやはらさんの顔がおもろかったしギター上手すぎてびびった。ヒロトさんのドラムはやはりポップでよかった。
新曲もすごく楽しい曲だった。
終始私は笑顔でノリノリだった。
いちばん最後に『夜を延ばして』がきて、
もう、最高だった。最高の夜だ。
眠れない夜、この曲に幾度となく助けられてきた。
サンデメの演奏が終わったあと、
みんなが手を繋いでお辞儀してライブは終演した。
終演後、「終わっちゃったのか…」と
ぼーっと立ち尽くし余韻に浸っていた。
やはりライブはいいな、ライブハウスは楽しいなぁ。
しばらくしてポンツクのグッズの販売に並んだ。
直接手売りしていたので、「なんて話しかけよう…」とソワソワしながら順番を待った。
「タオルとラバーバンドください」と何とか声に出したあと、自分が軽音部の後輩であることや、いつか対バンしたいという思いを頑張って伝えた。
緊張しすぎてお金を渡す時めっちゃ手が震えた。
ポンツクピーヤにサインは貰わなかった。
いつか絶対、対バンするという目標を実現するため。
そのときまで、頑張るために。