織姫
雨が多い七夕の日。
今年は天の川を渡って、彦星と織姫が会えそうですね。
七夕伝説は中国大陸から伝わり、それまで信仰されていた日本古来の織姫信仰に取り込まれ広まっていったというのが、七夕の通説です。
この古来から存在した織姫信仰とは何なのかというのを、考えていました。
そして、瀬織津姫信仰が織姫信仰に代わっていったようだという感触を得ていました。
それが昨日から今朝にかけて、より確かなものになったので書いておくことにします。
瀬織津姫というと浄化のイメージが強くなっていますが、本来は調和のエネルギーです。
縄文時代のエネルギー、水の波動は調和の波動です。
封印された悲しげな女神のイメージが強いですが、封印というより習合です。
織姫の中に瀬織津姫は生きています。
仏教と神道を習合させたように、さらに古代に習合されていったものなのでしょう。
色々と紆余曲折があって、今このような感覚が降りてきているのかもしれません。
瀬織津姫を愛した皆さんのご尽力のたまものかもしれませんね。
何かに基づいたものではありませんが、元は瀬織津姫を祀っていて今は織姫を祀っているという古社も存在しているので、まったくの見当外れでもないと思います。
※織姫を祀る神社が全てそうというわけではありません。