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手作りガラガラ系打楽器は量が勝負
ちょっと前にこんな動画を見つけました。ブラジルはバイーア州サルバドール市のパーカッショニスト、ルイジーニョ・ド・ジェージ(Luizinho do Jeje)による廃材利用のリサイクル打楽器の作り方講座です。
素材こそ色々だけどほぼ「たくさん集めて穴開けて紐でつってシャカシャカ、ガラガラいわせる」の一点突破なのが面白いです。とにかく数があれば楽器になる!
もちろん同様のことやってる人は沢山いるけど、この動画を見ると結局は数が重要だなって気がします。
10個ぐらいだと手作り楽器かわいいですねって感じしか出ないけど、40個50個集めてグワッシャングワッシャンと振れば説得力が出てくる。ハッタリは大きいほうがいい。そんなことを感じる動画です。
ハッとしたのがアゴゴ、カウベル、ゴンゲ等のベル系楽器をまとめたガラガラ(27:20あたり)。楽器を集めた楽器!この発想と迫力(かなり重いはず)に圧倒されます。あとはスプレー缶のガラガラというのもちょっと思いつかないけど確かに独特の音があって面白い。
彼の主催する「アギダヴィ・ド・ジェージ ( Aguidavis do Jeje )」というグループの動画を見るとそんな手作り楽器が沢山見られるのですが、とにかく材料もたくさん集めて、出来た楽器もたくさん使って、演奏する人もたくさん集めて、それでこういうパワフルな効果が出せる。そんな気がします。