いつか家を買う時の備忘録

毎日noteを20日くらい続けていたのに、2日連続で書くタイミングを失ってそのまますっかり一週間も経ってしまった。毎日と気負わずとも日々の備忘録がてら書いていこう。。

日本に帰ったら、次はどこに住むのか、というのが最近の夫婦の話題だ。まだまだ経済的に家を買うことはできないけれど、いつか家を買うときのための希望リストを作って楽しんでいる。

今はとある都市部のマンション(アメリカでの定義は抜きにして)に住んでいるのだが、お互いに初めてマンションというものに住んで気づいたこと。

まず、マンションって暖かい。これまでも戸建てかマンションかの議論になっていたけれど、冬は外気がマイナス二桁にもなるこの土地で、特に外の温度を気にせず過ごせるのは、日本で以前住んでいた小さな団地や実家の戸建てではありえないと思った。マンションの素材などはまだ詳しくないのだけど、友人でマンションに住んでいる子に聞いてもやはり戸建てに比べると暖かい、とのこと。ただ、高層階だからか乾燥がひどいのだけがネック。

また、ごみをいつ捨ててもいい、というのは相当に生活の質が上がると思った。日本にいたときは、魚のように臭いの出るものはあえて燃えるゴミの日の前日に調理していた。アメリカや最近の日本のマンションだとディスポーザーが標準装備らしく、それがあるとそこまで重要でなくなるかもしれないが、ない我が家にとっては生ごみがすぐに捨てられるのはかなり重要な点だ。

以上2点を大きな理由に、マンションか戸建てかの議論はマンションに傾きつつある。

次に、アメリカに住んでこれはなくてもいいなと思ったもの。まず広い玄関。我が家はそもそも玄関というものがなく、ドアを開けたらすぐフローリングとなっており最初こそ抵抗を感じたが、側に靴置きのラックを置き、小さな椅子さえあれば靴を履くのも収納するのも特に困らない。ただ靴についた砂が中に入るのだけが嫌なので段差はあってほしいと思う。また、衛生的に洗面所へのスムーズな導線は必須だとも思う。とりあえず、玄関って基本的には靴を脱ぐのにしか使わないので、広くスペースとる必要はないなと思った次第。

あとはベランダ。BBQ好きのアメリカ人にとってマンションであってもベランダは標準装備らしいけれど我が家にはない。洗濯物は基本乾燥機で乾かすため、ベランダ付きの部屋に住む日本人の知り合いも、BBQをしない限りベランダの用途がわからないと話していた。もちろん日本でベランダがない場合布団乾燥機や室内乾燥に必要なスペース・ツールが必要だけれど、晴れたときにしか干せない洗濯か年に数回のBBQのために使うなら少しでも部屋のスペースに充てた方がいいなと思った。コインランドリーが近くにあればなおよし。

さらに細かいところでいうとお風呂の鏡は不要と気づく。こちらはシャワーと小さなバスタブしかないので当然鏡はついていない。掃除も大変だし、なんでいるんだろう、、と改めて考えても思いつかない。洗面所に鏡があれば十分じゃないか??そういえば夫の実家のお風呂には鏡がなかったような、、、。

あと、キッチン台が憧れの石(といっても大理石のようにきれいな色はしていない)でできているのだが、なにしろものをよくぶつけて/落として割る私には全く向いていないと思った。薄いガラスでできているコップだと倒れただけで割れてしまう。きっと用の美ではないのだろう。頑丈で取り換える必要がないから特に高級でない賃貸でも採用されているのかもしれない。ステンレスよりおしゃれでいいなと思っていたが、キッチンに石は採用しないと誓う。

日本の家屋では当たり前だと思っていた装備も、ない生活に慣れれば意外といらないものだと気づく。反対に、ないと絶対ダメなものはウォシュレットと体が全部浸かるお風呂。ここでの生活が一時的だから我慢できるものの、ずっと住むのであればなんとしても工事して取り付けるだろう。。

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