こども食堂の現場にて
去る1月18日(木)は第21回の「はこだてこども食堂~つくってたべよ いっしょにたべよ~」の開催でした。
この1年、店の営業に注力していたので、子どもたちが集い調理を始める16時台は店におり、子どもたちの様子を見る機会がほとんどなかったので、久々に最初から最後まで本通町会館で過ごしました。
子どもらといっしょに作ったのは、チョコケーキとオムレツとおにぎりです。いつもより1時間早く15時過ぎに顔を出し始める子どもたち。
顔見知りの子どもを見つけて声掛けすると、「あれっ、八百屋のオッチャンがいる~!!」って感じで驚かれ、なんともうれしい限り。あいさつしながら、子どもらの様子を確認。元気そうかな? 顔色いいかな?、って見守るのもうれしく。口紅風のリップクリームをしてきた小学生トリオにびっくり。年頃ですね。
スタートは時間のかかるケーキから、チョコを湯煎し、ゆるゆる投入。いっしょに溶かすバターの量にオッチャンびっくり! こりゃ脂肪がたまるぞと思わず脇腹に目が行きました。混ぜ合わせた生地は炊飯器にセット。これで簡単にできるそう。
続いて子どもたちはオムレツへ。料理担当のMさんの先導で、具材の野菜を切り、卵を割り、といて混ぜる子どもたち。店主も野菜切りでこうした方がええで、とちょっと実演してみたり。横からいろいろ言っていたら、「オッチャンうるさい!」と言われてしまったり。
最後のおにぎりは、バットを用意しボールに水を。具材は明太子、梅干し、出汁ガラのかつぶしとこぶの佃煮、あとはシンプルに塩。海苔を切って
もらって準備万端。
「人の握ったおにぎりが食べられない人~?」と訊くと、
大丈夫だったようで、みんな素手で握りました。三角、四角、俵型とそれぞれに味のあるおにぎりがどんどんできていって。
「おれ しお!」「ぼく たらこがいい!」と声に出す子も。食事の時は、どれにしようか迷いに迷う子も。いっぱいいっぱいお代わりしてました。
食後、遊ぼう!、って子らと鬼ごっこ。助け鬼はエンドレスで、しかも1回店主1人で鬼をした時は完全に降参でした。子どもらしい笑顔をたくさん見られ、ほっこり幸せなこども食堂。
そのまま脱いだ靴下をはかず、裸足に靴で店に戻った店主でした。
(子ども食堂の会場である町会館と店は小道を挟んだすぐ隣です)