本日娘が中学入試。そして、受験といえば思い出す、”棚からぼたもち”のこと。
本日、長女(12)が中学入試です。午前の試験が終わって、午後からは作文の試験と面接でしょうか。面接は女房に任せて、私は店の営業です。
”受験”というと、いつも思い出すことがあります。
高校入学直後、保護者向けの入部説明会で顧問の先生が言った第一声。
「高校生活は4年間だと思ってください。3年間は部活漬けになるため、勉強はどうしても二の次になります。しかし、一浪すればみんなちゃんと進学していきます。」と。
実際、始業前、昼休み、放課後と1日3回の練習の日々。勉強と言えば、日々の授業をそれなりにこなすので手一杯。あとはテスト1週間前の確認のみ。勉強よりも部活部活の高校生活でした。
そんなわけで、本格的に勉強を始めたのは高3の10月くらいから。模試で出る志望大学の合格判定も高3の春のE判定から始まり、D、D、Dと続いた末に受験直前でやっとこC。
そんな中、同じ部活の仲間の一人が弱音をぽろっと。
「やっぱ浪人かなぁ」って。
『確かに俺らは部活ばっかやってて、まともに勉強し出したのは秋からやし、やるだけやったかと言われるとそらやってないわ。
部活のせいにして勉強サボってた部分もあるし。でも、そんな中でもこれまで積み上げてきたもんがあるはずやで。
”棚からぼたもち”っていうやん。
あれも棚の上に”ぼたもち”がなければ、そもそも落ちてこなかったわけやし。そういう意味では、棚の上に”ぼたもち”があるって状況に持ち込むだけの努力はやってきたんちゃう?
あと牡丹餅が落ちてくるかどうかは神のみぞ知るやわ。ここまで来たら、受験当日出せるだけの力を出し切るしかないやん。それでだめならしゃあないで。』
と変なたとえ話で若かりし日の私は返しました。
で、結果として2人そろって無事現役合格。
(合格最低点+3点とギリギリでしたが…)
人事を尽くして天命を知る、という言葉がありますが、なかなかどうして人間甘いもので、「尽くし切れたか」と思うと厳しいものがあったりします。
でも、事ここに至ったら、持てる力を総動員するしかありません。
受験でいえば、朝型に生活リズムを切り替え、風邪をひかぬよう体調管理をしっかりし、受験当日のイメージトレーニング。
場所の下見も大事です。
そして、「やるぞ」と肚をくくって力を出し切る。気の持ちようで人間パフォーマンスが違ってきます。
頑張れ若人!
(受験生のお知り合いがいらっしゃいましたらお伝えください。)
実の娘は、試験2日前に「当日着る服がない!」と騒ぎ、前日夜に作文の清書を暗唱、父は付き合って寝れず。。。(作文はテーマが事前告知されていて、試験前に下書きを頭に入れて書いてもよい。だから覚える!)
スイミングでも本番には強いので、眠気が出なければまず大丈夫でしょう。
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