見守るおせっかい
去る1/20、「広がれ!こども食堂の輪!全国ツアーin道南はこだて」というイベントにパネリストとして参加してきました。
イベント冒頭の、こども食堂の名づけ親で第一人者である、東京の八百屋、近藤博子さんの話にうなずき、勇気づけられることしきりでした。
歯科衛生士から、食の大切さを感じ、八百屋になった近藤さん。気まぐれ八百屋だんだんを立ち上げて10年。こども食堂を立ち上げて7年。
居酒屋の居ぬきを店舗にしたので、八百屋だけでなく、飲食スペースをイベントスペースとして、ワンコイン寺子屋やよみきかせ会、英会話や手話の教室、料理教室や寄席、歌声喫茶に占いまで、いろんなことが行われています。店が地域の人と人をつなぐ拠点になっているのです。
近藤さんの言葉ですっと入ったのが「見守るおせっかい」というもの。おせ
っかいというと、「立ち入る」イメージがありますが、そこはまず「見守って」、信頼関係を築き、もしSOSがあればそっと寄り添うような。そんなやわらかな関係でしょうか。
下の図は、近藤さんが主宰しているこども笑顔ミーティング実行委員会の
資料から拝借したもの。学校と家庭以外の地域に子どもの居場所がたく
さんあって、ゆるやかに見守るに地域の人々。そしてその中心に子どもたち
の笑顔があると。
八百屋として、子どもたちに、これからも、
「見守るおせっかい」を焼いていこうと思いをつよくした一日でした。
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