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すず太郎の新潟愛幕開け「監督編:第2話(全3回)」

皆さんおはようございます。

前回ゾンビ監督がカニを平らげたところで終了しましたが、だいたい時間は夕方4時ぐらいだったと思います。

正直男3人が集まってこの時間から何するんだろう?って思ってたら、秀太が「近所を案内する」と言って車を出してくれました。


当然近くの名所だの何だの案内してくれると思うじゃないですか。

実際は、

「駅前の高校生の監視」


でした。


秀太は生活指導も兼ねてたみたいで、車で駅前に向かい、下校途中に駅前でしゃべってる生徒を見つけては「早く帰れ!!」と車中から叫ぶ訳です。

これ毎日やってるかと思うと、色々恐怖ですね。

最後の方で監督は酔っ払って机を叩きながら、秀太のこの行為もグチってました。監督はそういう男です。


1時間ちょっとのパトロールを終え自宅に戻ると、秀太が

「おすすめの店があるから、これから晩飯だ!!」

と意気揚々と支度を始めます。

この後徒歩15分ぐらいで目的の店に向かうんですが、「何で車で行かないんだ!!」と監督はグチってました(理由は後半分かります)。


一応向かう途中に「何の店?」って私が聞くと、秀太が

「巨大エビフライ」

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だと。


この2時間前に監督はカニ5杯食べてますので、怒りと悲しみの交じり合った複雑な顔に逆戻りしてました(そりゃそうでしょう)。


で、店に入って注文し、それはそれは立派な、30センチぐらいありましたかね?巨大エビフライ定食を食べた訳ですが、期待通りの展開で監督は説教を喰らいます。


理由は

①エビの尻尾を残す

②結局食べ切れなくて半分残す

という2つに分けましたが、見た目は②の半分残っているだけなんですが、結果2倍怒られてました。監督はそういう男です。


で、ここからが意図していたかどうか定かではありませんが、秀太はエビフライ完食後、「すぐ目の前の防波堤で飲むぞ!!」と意気揚々とコンビニに向かい、監督への再説教スタートです(私は何の明かりも無い海をじっとみつめて飲んでいただけなので正確ではありませんが、1時間ちょっとですかね)。


そして秀太の家に帰るんですが、だいたい1Kぐらいのアパートなんで全員布団で寝るなんてことはまずありません。

秀太はベット、私はよく海で使うサマーベッド、監督は玄関で寝てました。

ただこれはいじめではなく、監督は酔っ払うと手がつけられなくなる性質も持ち合わせているので、確か「俺はここで寝る!!」と言い張って勝手に寝てしまったんだと思います(翌日身体が痛いって怒ってましたけどね)。


で、翌朝、秀太から驚きの発言


「俺、今日仕事だから。適当にこの辺見て帰ってくれる?」



第3話(最終回)に続く

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