すず太郎の新潟愛幕開け「監督編:第1話(全3回)」
皆さんおはようございます。
先日、我が敬愛するnoterおだんご様
からのパスを受け取り、こんな記事を書きました。
そして1作で終わらずもう1つ追加しまして
さらに追加しようとしている、おだんご様の人徳効果で閲覧が増えて調子に乗ってるすず太郎です。
おだんご様には引き続きオダンゴピック組織委員会の会長も頑張って頂き、会の成功に向けて私も全力で応援したいと思っております。
では本題に入りますが、2作目の「釣堀編」で私の親友「監督」を登場させたところ、少し反響がありました。
改めて「監督」のプロフィールをご紹介すると
・名字が「長島」なので付いたあだ名が「監督」
・アイドルおたくでぽっちゃりメガネ、身長は小柄
・運動神経は良くないが、野球では必ず4番でサードを任される(野球経験ゼロ)
・大学3年までアルバイト経験は一切なかったが、意を決して始めたバイト先はことごとく閉店、倒産
・競馬好き
こんな感じです。
前回のお話で同級生の熱血スポーツマン「秀太」に目をつけられ、スポコン的指導から逃げることが出来ず新潟に向かったのですが、今回はその続編です。
前回は一旦新潟から無事に帰る事が出来たんですが、その2年後、秀太は糸魚川で高校の先生になることが出来ました。
本来の目的でもある「野球部の顧問」にもなることができ一件落着のはずだったのですが、指導は野球部員で留まることを知らず、監督に再度連絡が入ります。
秀太「監督、お前今何してる?」
監督「就職の試験があるから勉強中」
秀太「何言っとるんじゃ!!今更まだ勉強してるのか!!いいから来週糸魚川に来い!!」
そう言って電話をガチャ切りされたそうです(彼に行かないという選択肢はありません・・・)。
監督は私に助けを求めてきたので、私は就職してましたが休みがいっぱいあったので、ドライブがてら糸魚川に向かうことにしました。
出発当日、監督のテンションは前回同様地上5cmぐらいの非常に低い状態で、怒りと悲しみをミックスした非常に複雑な表情でやって来ました。
だいたい想像通りの雰囲気だったので、あらかじめ道中何か楽しいものは無いかとリサーチした結果、糸魚川の道の駅に「かにや横丁」という監督にとって非常に魅力的な施設があるではないですか。
要はカニの直売所的な感じですかね。
監督はカニが大好物だったのでこの話をすると、まあ機嫌を直すのの早いこと早いこと、到着まで3時間、相当ハッピーな状態でドライブを楽しむことが出来ました。
そして到着後、予想外の結果が。
全然店が開いてない!!!
ポスターが貼ってあったので見ると、
『かにや横丁は夏季休業となり、1店舗のみの営業となります』
(はっきり覚えてないんですけど、夏行ったんでしょうね)。
「でも1店舗開いてるじゃん!!」ということで探したら、ちゃんと開いてました!!
良かった良かったということでカニを買ったんですけど、
「5杯で1000円」という激安価格!!!
という驚きの展開!!!
ただ、カニに詳しい方はご存知だと思うんですが、夏の北陸のカニって美味しくないらしいんですよ(夏に漁船はでないようですし)。
結構ひとごと的感覚で書いてますが、
私、カニあんまり好きじゃないんで・・・。
カニに限らず、食べるのが面倒なものはあまり好んで食べることは無く、カニはその代表格なので、正直興味ゼロです。
ただ監督は「5杯1000円」に魅力しか感じておらず、「15杯下さい!!」って駄菓子屋の少年みたいな声で注文しましたが、あいにくあと5杯しか残っていないとうことで、泣く泣く5杯で我慢してました(監督ってそんな男です・・・)。
そんなこんなで年賀状の住所だけを頼りに、何とか秀太の家まで到着し、監督が元気に「これお土産!!」とカニを渡したのですが、
秀太「なんだ監督!!お前この時期に何カニなんか買ってきてるんだ!!地元の人間は夏にカニなんか食う訳なかろう!!だいたい監督はなあ・・・・・・・・・・」
と着いて間もなく説教を喰らいます(監督はそんな男です)。
まあ秀太は笑いながら怒ってるので本気では無いでしょうが、監督のダメージは計り知れず、秀太から「誰も食わないんだからお前が責任持って食え!!」と言う指令のもと、5杯のカニを10分で平らげてました。
その時の監督の食べる様子は、
ゾンビが人の腕を食うイメージ
がピッタリ当てはまる感じでした。
私は手伝ってあげたい気持ちは数ミリありましたが、疲れてたしカニに興味ないんで、横で寝てました。
だってカニ嫌いなんだもん♪
第2話へ続く
サポートなんてとんでもない!!私の記事で少しでも笑ってもらえたら、それが充分サポートです!!