ベビが入院した話し⑥
ベビ入院当日、ほんの1時間で目が覚めたので、気怠い体に鞭打って、ベビの着替えと私の着替えを取りに一度自宅に戻りました。
自宅に戻るやいなやうちのニャンコの餌くれ洗礼を受け、洗濯し約2時間後には病院に到着するも、すでにベビは起き出して、パパを見向きもせず泣いていました。
ですが、まだ泣き声がいつもよりかは弱いように感じ、うちのベビは頑張ったんだなあ。とじんわり。
点滴を固定したちぎりパンな腕とか、所々、汚れた服とか、何よりもベビのやや泣き腫らした目とか。
我が子の大切さが身にしみました。
パパはそのまま仕事に行き、ベビはお着替え後すぐに寝ました。まだ回復しきってないのと、飲食は勿論禁止な為、飲まず食わずながらも意外と寝付きよく。やっと私も深く眠れました。
しばらくしてから、小児科、小児外科、あと忘れましたが、ドクター達が予後健診に来室があったり、看護師さん達が輸液交換や固定部の確認、あと、ベビにとって白衣を着た大人は医師、看護師関係なくトラウマになッてしまったようで、白い人を見るたびに泣いていました。
どうしようと思いつつ。。。
一人のお姉さんが入ってきました。
一見マスクをしたお掃除の方かな?と思ったのですが。。。
このお姉さん自己紹介によると、小児病棟専属の病棟保育士だとのことで、ご存知の方はいらっしゃると思いますが、世間知らずな私はとても感動しました。
ご挨拶がてらベビをあやしてくださり、うちのベビはすぐ泣き止んだので、更に感動。
お姉さんが退室した後、ベビは気持ちが切り替わったのかご機嫌で遊んでくれました。
お姉さんへの感謝とともに、ふ。と気付いたコトがあります。
病棟に保育士さんがいるということは、それだけ保育園や幼稚園に通えない子供がいるということ。
なるべく、社会生活に近い形で子供達が日常を過ごせるように配慮しているということ。
ベッドの柵越しに遊ぶベビを見ながらそんなことを考えていました。